薛珠麗さんの訃報について
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遅ればせながら、薛珠麗さんの訃報を知った。
7月30日だったそう。
翻訳・演出家として活動されていた方で、初めてお名前を知ったのは「レディ・ベス」の翻訳家として。

Twitterも数年フォローさせていただいていたけど、いつも演劇に情熱を燃やし、色々な何かと闘っている薛さんの言葉は(楽しいものや美しいもの、ニャンコのお写真を添えた可愛いつぶやきもちろんたくさんあったけど)時に激しく痛々しくヒリヒリする内容も多く、一定期間ミュートしたり、ミュート解除したりを繰り返した後、結局フォローを解除していた。

ふと何かの折にアカウントを見かけて、闘病されていることは知っていたのだけど、まさかお亡くなりになっていたとは…。
生でお姿を見たことも数回。
最後にお仕事の一端を拝見したのはステアラのWSSだったのかな。

仕事にもご自身にも厳しく、とにかく演劇を愛しておられた方という印象。
あなたの名前がクレジットされた作品をまた観たかった。

御冥福をお祈り致します…

x.com/_shurei_?s=21&t=fEkbnyj1
x.com/zhulimu167103/status/168

今日はオーバードホール中ホールで、asatte produce『ピエタ』を観劇。 朗読劇っぽい?…と思ったら、2020年にリーディング公演として上演したものの舞台版だとか。 18世紀のヴェネツィアに生きる、作曲家ヴィヴァルディと交流のあった女性たちの物語。
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シンプルなセットに淡々とした台詞の応酬で、始まりは少し単調に感じていたのだけど、峯村リエさん演じるクラウディアが登場してからはグッと物語世界に引き込まれた。
悲しみや辛さを思い出に昇華させて、優しく温かく力強く穏やかに生きる女性たち。
もう少し不遇な部分について描かれてたら、最後のメッセージがもっと心に響いたかも。

「より良く生きよ!」

最早エミーリアではなくキョンキョンからのメッセージのように感じてしまい、それもどうなのか(残念なような、嬉しいような)。

何はともあれドシッと受け取りました。
女性による、女性のための物語と受け取ったけど、客席の男性はどう受けとったのかなぁ… :ablobeyesup:
チェンバロとバイオリン🎻音楽がとても素敵で、耳福だった :ablobnwn:
原作小説は図書館で借りる予定📚

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