今日も朝から体がダルい
@Satis 暗号化は「任意の人にしか読めなくする」、ハッシュ化は「あるデータを指す、より短いデータを作る」と目的が違います。ハッシュ化したデータから元のデータを作れたら拙いんですが、考案当初は「戻せない」と思われてた物が、後の研究で「実は戻せた」と言う事が分かってしまう事があります。
ハッシュ化は、日本語では「要約」と訳される事があります。例えば、ある本の内容と別の本の内容が同じものであるかどうかを調べたいとします。この時、元の本の内容が1万文字、要約した内容が100文字ならば、要約した方を見比べて同じかどうかを判断した方が早いですよね。
また、普通の文章も、要約した内容から元の内容を1文字の間違いもなく戻す事は出来ませんよね。これが「ハッシュ化したデータは元に戻せない」という事です。
全然別の話だけれど、要約したら同じ内容になるなんて事ありますよね。同じく、全然別のデータをハッシュ化した結果が偶然同じになるという事があります。でも「同じ要約になるのはこの話だ」というのが計算で意図的に求められない限りは、一先ず「要約が同じなら同じ話だ」と考えて差し支えないと言う事になります。