16e買うなら16でええかな…という気持ち
ごんぎつね久しぶりに読んだんだけど、ごんがいたずら狐という割には非常にお行儀が良く、いたずらはするんだけど、悪いことをしたなと思うとすぐに償いをしようとしたり、おねんぶつの間外で待っていたり、悪い狐というわけではなくただ寂しかっただけの子狐だったんだな…という 新美南吉文章が上手い
兵十も、最終的にごんを火縄で撃ってしまうわけだけど、母親思いだし、魚屋に冤罪で殴られてやったり、「かみさまに毎日お礼を言うというよ」に「うん」って返すところとか、あの、とてもやさしくてかわいいじゃないですか……
ごんぎつね、「いたずら好きの狐がいたずらの償いに栗とか山の幸を差し入れして、でもいたずらされた本人は償いに気づかず狐を殺してしまう話」くらいのあらすじでしか記憶してなかったから、再読してこんなにキャラが立ってる話だったっけ…って困惑してる ごんが可愛すぎる
ごんぎつね丁寧に読んだけど、ごんは火縄の音にびっくりして倒れただけで、撃たれてないんじゃないかなあ〜 兵十はやさしいからいたずら狐でも撃ったりしなかったかも
あと、作中でごんがものを食べないのが気になった うなぎとか、鰯とか、盗んだ時に食べそうなものなのに全然食べてない うなぎも頭を噛んだ後外に置いておいてる ごんはそもそも神様の狐だったのかも だから「神様にお礼を言え」というのはあながち間違いではなかったのかも