「ディアスキン 鹿革の殺人鬼」視聴。
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鹿革ジャケットを愛しすぎた男が、「世界で唯一ジャケットを着る男」になりたくて他のジャケット着用者を次々に殺害するという、ちょっと何言ってるかわからないフランス製スリラー。

念願だった100%鹿革のジャケットに7,500という大金を払っていて、あまりの額にフランかと思ったら普通にユーロだった。日本円で100万くらいですよね。

そう広くもなさそうな田舎町で次々に人が死んでる(しまいにはホテルの部屋を蹴破って他の客を殺害)のにまるで騒ぎにならないのがシュール。

主人公以外も、担保に預かった金の指輪を自分の指に嵌めて、挙げ句猟銃で自殺するホテル従業員とか、ツッコミどころが満載。その死体があからさまに人形で、造りのチープさは一周回って面白くなってくる。

「最初から」主人公の嘘に気付いていたらしいドゥニーズは大金貢いどいて結局何がしたかったんですかね?

意外とグロテスクな描写は少ない(前述の通り死体がチープ)し、頭空っぽにして笑えるB級映画としてはなかなか楽しめました。

18:38:22
『週に一度クラスメイトを買う話』感想。
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拗らせた女の子と拗らせた女の子が不器用に距離を縮めるお話。正直大好きです。頂戴、こういうのもっと頂戴。

「頭のネジが十本くらい飛んでいる」女こと宮城さんの所業がなかなかアレなので、そういうの苦手な人には合わないかも。

お互いが徐々に独占欲を募らせつつ、その感情に戸惑っている様がじれったくて大変佳いです。

でもって、いざ感情が溢れた時に仙台さんは追う、宮城さんは逃げるという対比も実にこの二人らしくてよい。最初は「クラスメイトを買うとか頭おかしい」だった仙台さんが最後には「私を買え(意訳)」ですもんね。

どうやら続くらしいので、五千円を言い訳にしないと関わりを持てないまどろっこしい二人の今後に期待です。

18:46:19
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これ本当にフランスでそう定義されてるのかな? この人がそう思ってるだけじゃなくて? 自分の記憶だとトマトもキュウリも普通に野菜として扱われてた気がするんだけど。
chaosphere.hostdon.jp/@togette

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『レプリカだって、恋をする。』感想。
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素直(本物)の身勝手さが目立っていて、実際勝手なんだけど、自分以上に「あるべき素直」像に見えるナオ(レプリカ)に対する羨望と恐怖が募っていた模様。居場所を奪われたように感じつつ、一方でそれを奪い返すことはナオを消し去ることという葛藤もあったのでしょう。

実のところ、素直とナオの関係の行方が気になって、タイトルになっているナオの恋愛事情がオマケに見えてしまっていました。

素直はりっちゃんと遊びにも出られるようになったし、これからいろいろ挽回ですね。

それにつけても蚊帳の外かと思いきやしっかり察していたりっちゃんの強さよ。

19:00:50
『ふつつかな悪女ではございますが6』感想。
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私の推しは清佳様です!

さて、あの手この手で曇らされた雛女5人による総力反撃。

開き直った玲琳の猪突猛進ぶりもさることながら、終の儀で堂々たる振る舞いを見せる慧月の成長にも感慨ひとしおです。

玲琳の本性を知った清佳の反応には期待していたのですが、慧月の回想だけだったのが残念。もっと詳細が欲しかった。

慧月と清佳のぶつかり合いの場面も燃えました。玲琳が言うように親しくなれるかはともかく、これからはお互い遠慮なくバチバチに喧嘩して欲しいですね。きっと玲琳は羨ましがって嫉妬するはず。

外遊編では小賢しいクソガキだった芳春もまあ、憎めないキャラになったものです。

5巻ラストで「好きとか言わないから察しろ(意訳)」と言い放ったばかりに、「大嫌い」さえも玲琳には「大好き」と解釈されるようになってしまった慧月の明日はどっちだ?

21:31:02
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現代音楽の定義が曖昧ですが、ひとまず第二次大戦後の楽曲とします。異論は認める。

プーランク:フルート・ソナタ
三善晃:響紋
リゲティ:木管五重奏のための6つのバガテル
武満徹:エア
團伊玖磨:オペラ「夕鶴」

21:37:31
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團伊玖磨のオペラと言えば、高校生の頃にテレビ放送で観た「素戔嗚」も印象的だったけど、鑑賞したのがあれ1回きりだから好きと言えるかどうかは。

23:23:20
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チェコ語のめんどくさいところは「語順は比較的自由」と言いつつ、そうじゃないところのルールが細かくてわかりにくいところですね。