その昔、作画用の資料探しにおける困難といえば、まず第一に欲しい資料が簡単に手に入らないことだった。身の回りに無いものは図書館や博物館で調べたり伝手を頼って現物を見に行ったりと色々面倒だったが、ネットのお陰でその辺は格段に楽になった、が……
一昨年辺りからAIで誰でも簡単にそれっぽい画像(今は動画も)が作れるようになった結果、今度は信頼できる資料探しが難しくなっている。画像に何かしらの嘘がある可能性は以前からだが、今やそれらしく見えるだけの非実在の何かである可能性がそこそこあり、しかも見分けはほぼ不可能ときた。便利になったんだか不便になったんだか。。