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献本御礼&読了メモ:佐々木禎子『なりゆき悪女伝』富士見L文庫
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*こんな人にオススメ*
・中華後宮もの好っき!
・天然の言動を周囲が誤解するパターン大好物
・手芸要素を小説で読むの楽しいな

苑国の新たな皇帝の後宮に入る、五人の妃嬪。友好国である對国の唯一の姫である夏雲は、その中のひとりである。馬とともに暮らし、武器の扱いにも長けた夏雲は、実は新皇帝と手合わせをしたことがあった。手加減ができない兄の代わりをつとめたのだが、当時は皇子だった彼に淡い恋心を抱いていた――

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なりゆき悪女伝 縫妃は恋を繕わない | 書籍情報 | 富士見L文庫 | KADOKAWA
01:30:43
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夏雲は、自分の常識にのっとって行動してるだけなんだけど、周りが勝手に「さすが悪女」「実はすべて周到なはかりごと」「これはかなわぬ」となっていくの、楽しいですね。
皇后になる気はさらさらなくて、ただ友好国としてのつながりが断たれるのは困るので、後宮をほどほどに生き抜いていかなきゃと思っている、それだけなのに。
それだけなのに、どんどん誤解される!
食えない皇帝陛下も、どんどん夏雲に絆されてしまえばいいと思います!
なお、陛下ちょータイプです!(いらない情報)