家に帰るとカーテンが空いている。誰も空けていないというので次空いていたら逃げないと。翌週家に帰るとカーテンが空いている。目配せして、ゆっくりと部屋から出る。トイレに息を潜めて隠れていた子も連れて家から出る。ドアの外にはタバコを吸っている子がいて、危ないから家には入らないように伝えたが、言うことを聞かず足止めとして家に入ってしまう。エレベーターの前でちょうど帰ってきた子と合流し、到着した瞬間エレベーターに入ったものの、中々2人が入らない。家の中から音が聞こえたので急かしてエレベーターに入らせる。ちょうどドアが閉まって下がり始めた時に、エレベーターのドアを思い切り叩かれる。階段を下がる音。早く入らないと追いつかれちゃうからと注意して1階につく。まだ1階には来ていない。マンションを出て全員と散開して交番へ逃げる。道中のレストランでやり過ごそうと、経緯を話してバックヤードに入れてもらう。電話を借りて通報しよう。
ソナーを検知。

月の友達とVRCの友人の家に遊びに行く。外から虫の標本やホルマリン漬けが見える。中学校の生物室みたいな部屋だ。家の天井が低く、わたしは首を傾げていないと入れない。月と一緒にリビングに通されて友人と喋る。少し話し疲れた頃合で友人がおやつを作るとのことで手伝いにキッチンへついていく。フライヤーが3つもある本格的な作りのキッチン。天かすやきのこ、ポテトを揚げてドレッシングをかけていく。おやつっていうより夕食にちかいな……と思っていると揚げ上がるまでLoLをすることに。なんで？前に1度LoLを一緒にやったことがあった。懐かしさを感じながら1試合遊び、揚げ物を見るとちょうどきつね色に揚げ上がっていた。盛り付けをしながら、玉ねぎが足りないと思って薄く千切りにする。なみだは出ない。月と泪は昔、そういうふうに作られたからだ。