昨今のMMD的な話、「日本の漫画はアメコミとかと比べて絵が拙い」的な言説と重なってる気がしてる。限られたリソースで各位ベストを尽くしてるんだし、そう単純に比べられるものでもないんじゃないの。 ともかく、その話を原動力にして、もっと凄いものを作る人が出てくると良いですね。
例の記事、かたや無料のツール、かたや一昔前は10数万円だったツールと考えると、MMDに日本の3Dが潰されたって話じゃなくて、クリエイターの経済力の違いの問題なんじゃないかって思った。 いやUEとかもう無料なんだし使おうよというのはあるけど、流石にCinema 4Dは個人でホイホイ使えないよ。
画像生成AI以前にShutterstockとかそういう素材集とかはあるわけだし、そこから借りてきた画像を無加工で使うのと、AIで出した画像をそのまま作品として出すのと何が違うのというのはあるよね。
クリエイター系ソフトの最大手で、制作フローへのAI機能搭載に対してかなり積極的なAdobeですら画像生成AIに関してはかなり慎重に動いてるし、やっぱりまだ難しいんだろうなとは思う。
しかしクリスタには、一旦「行く」って決めたからには「画像生成AIを搭載しても問題ない」という立場を貫いて欲しかったよなぁ。 それこそ不安を払拭する絶好のチャンスだったと思うんだけど。
「非常によくない」、もっと強いワード使ってたけど勘違いされそうなので避けた。本当にほんとーに、よくない。 アナーキーに全てが許される世界 vs 例外規定なく全ての権利を一次著作者が持ってる世界。どっちもわがままだと自覚して、初めてみんなが幸せになれるところに線が引けると思ってる。
AI画像生成について、不安に思う意見を「学級会」って称したりするのは未だに非常によくないと思ってる。そこを受け止めてからこそ、新しいものが生まれるんじゃないんですかね。 結局、時間が解決してくれるのを待つしか無いのかなとは思うけどね。
AIに対する議論コードの自動生成とか、音声合成とかでも議論沸き起こってるし、イラストだけ特殊ってわけではないよね。 直接関わりないから又聞きだけど、翻訳についてもなくはなかったという話も聞く。
いうてクリスタから直にStable Diffusion使えたとして、使わないでしょ。やるとしてもフォトショとかで加工してから使いたくなりそう。