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おはようございます☁️
ハイラルで現実逃避している間に、現実世界、特に札幌ではどんどんコロナが蔓延。とうとうまん延防止等重点措置が。これがどうも気に入りません。何故「まん延」と書くのか。何だかとっても間が抜けた感じがするのに。理由は簡単、蔓が常用漢字じゃないから。イレギュラーな漢字はひとつも許さないというその姿勢、多様性を推進する今のご時世に合わないのでは。

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まん延防止等重点措置、公用文では常用漢字のみ使うことになっているからこうなってしまうわけですが、常用漢字という括り方そのものが私はどうも好きになれなくて。漢字は表語文字(意味とともに音を表す文字)なのに、ひらがなにしちゃうと蔓(ツル)の立場がないですよね。漢字の数を絞ってわかりやすくまとめたつもりが、かえって意味が伝わりにくくなったというか。

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多様性を謳うならむしろ喜んで「まん延」を認めるべきでは、という声もあるでしょう。まあ、とどのつまりは好みの問題なんですけど
かくいう私も「こんにちは」「ありがとう」を漢字で書こうとは思いませんし、「何故」と書きながら「いつ」「どこ」を何時何処とは書かないなど、ルールに揺らぎがありますし。

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これまた好みの問題ですが、マスメディアがTwitterや Facebookをカタカナ表記するのも間抜けな感じがしてイヤ。LINEはLINEなのに。LINEは主なターゲットであるご年配にも蔓延、もとい普及してるから?
*「SNS」どう説明? | 毎日ことば
mainichi-kotoba.jp/blog-201810

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「SNS」どう説明?
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今朝、まん延防止等重点措置の表記にケチをつけましたが、ことコレに関してはホントは名前なんかどうでもよくて、どうやって防ぐかが大事。まん防だろうと緊急事態宣言だろうと、効果がなければ意味ないですし。
さらに言えば、現行法には国家緊急権の明確な規定がない以上、政策にどうケチをつけたところでロックダウンのような強制力は期待できず、どう頑張っても自粛要請止まり。「遠慮してね」「うん、だから控えめにやってます」みたいな。結局は私たち次第。