2026-01-05 22:28:58 2026-01-06 10:43:36


万城目学『ザ・エッセイ万博』(ポプラ社,2025年8月)

出版社は違っていても、すべてどこかに「万」の字が入った題名になっている、万城目さんのエッセイ集。そうですよね、2025年刊行なら、もちろん今回の「万」はこれですよね。

ひとり出版社を立ち上げて文学フリマに参加したお話が面白かったです(呑気にかまえていたら大変なことになったって、そりゃ万城目さんの単行本未収録作のまとめが出てたらそうなるでしょー!)。初めての作詞体験の舞台裏は、曲を作ったChageさんファンのかたにも興味深いのでは。私はそんな曲があったことを本書で初めて知ったのですが。

ピアノ教室に39歳から約8年間通った話も心に残りました。私にとってはちょっと意外な後日談だったんだけど、習っていた期間中やそのあとの、専門である執筆と引き比べての技術や才能そして資質に関する考察に説得力があり、そういうものか、とも。意外に思ったのに、文章を読み進めれば納得させられちゃう。それもまた、技術と才能のなせるわざなのでしょう。

最後は大阪万博訪問記でタイトル回収もおこなわれ、律儀な構成の1冊となっています。

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年明けから、ここに投稿する読了メモに、これまでつけていた タグのほか「読了」のタグも入れてみています。試験的に。

このアカウントを使いはじめたときからずっと、特定の本を読み終えたときの感想メモではない、読書全般の話題にも「読書」タグをつけてるんですけど、あとで自分の読了メモだけ確認したいときもあるので。

あと、漫画本の感想メモには「読書」タグは気が引けてつけていなかったけど、「読了」なら大丈夫かな、とか。

本当は、ちょくちょくお見かけする「マストドン読書部」タグなどつけると、見知らぬ人と本の話題でつながれたりする確率も上がるのかな、と思ったりもするんだけど、8文字(# も入れると9文字)消費するからなあ。

mstdn.jpはいまだに、1投稿500文字の制限が外れていないので!(ちなみに、これはこれで実はけっこう気に入っている……ほどほどで区切りがあったほうが私には合っているように感じる……)