みんな大好きマ・ドンソク主演の犯罪都市シリーズ第三弾
広域捜査隊への異動となったソクト、新種の合成麻薬を追い日本のヤクザと背後に潜むもう一つの勢力との三つ巴が繰り広げられるクライムアクション

今回の兄貴は広域捜査隊のため、前作までの強力隊メンバーは出ません（最重要情報）班長たち元気かな…
その代わりと言ってはなんですが兄貴のアクションシーンがかなり増えており、好きな方は本当に垂涎ものだと思います　基本的に敵が地面と水平に吹っ飛ぶ景気のいい作品は犯罪都市だけ！！！！
ついでに防御力も増しており鉄パイプで後頭部狙われたり車で轢かれても軽い打撲で済んでます　そうはならんやろ

ヴィランであるソンチョルとリキは格好良いですね　特にリキ、ポン刀を抜き身で持ってズバズバ切り捨てていく殺陣が本当にカッコいいので一見の価値ありです
ソンチョルもカッコいいんですが、やってることがあまりスマートじゃない…？割と行き当たりばったり…？な印象があるのはひとえに約束が守れなければその相手を殺せば良い！！というムーブをかますからですかね…？

あと外せないのが一条組会長の國村隼
短い出演時間にもかかわらずしっかりとインパクトを残してくれました　画が締まるね

次回作への繋がりも示されていて、4はおそらく「あの男」がロン毛になって再登場するぞ！お気の毒様！お楽しみに！
でも協力班のメンツも恋しいわね…

https://www.youtube.com/watch?v=ySwcd3fv8Ew

2001年W杯予選において0-31という大敗を喫した米領サモアのサッカーチームが、2014年のW杯予選で初勝利するエピソードを映画化したもの
サッカー映画というよりは「負け」を知った人々が自分を再発見する、史実に基づいたヒューマンドラマ

ワイティティ監督らしく、コメディを軸に重いストーリーが脇を固めていますが「ジョジョ・ラビット」のような全体を覆う悲壮感はないかも
名プレイヤーであり名将だった主人公ロンゲンがなぜこうなってしまったのかは終盤になって明かされます　こういう伏線の貼り方は本当に上手

ロンゲンもですが、今作最大のキーパーソンはジャイヤですね
ファファフィネ（トランスウーマン）であるジャイヤを同じくファファフィネであるカイマナが演じることで物語の説得力が増した　いやよくカイマナという役者を監督見つけたよね…

お話としては
関係性が改善した？復縁か？と期待した矢先に他の同僚とデキてた別居中の元嫁におい！！！とはなったけどまあうん…って感じではあったし（ロンゲンが荒れていたのは事実なので）ロンゲンには新しい人生を楽しんでほしいものです
あと自分の作品で出演することで有名なワイティティ監督ですが今作もちゃんと出ています　今回に関しては化粧や髪型で隠す気もないですバレバレです

ちなみに話のモデルとなった方々は最後の方で実際の映像とともに「その後」が語られます　そちらもお楽しみに

https://www.youtube.com/watch?v=YdFLVwKXzPQ

本棚の中身が縦に破壊されるの初めて見たかも
今回は2以上に人が真横に吹っ飛びます！治安が良い！

嫁！！！！！ってなったがまあ…うん…
あ、監督は普通に冒頭から出てきますバレバレです