『若草物語』
オルコット著、小山太一訳、新潮文庫 2024年11月発行
昨日『灯台へ』を買ったとき、隣に並んでいた新潮文庫版『若草物語』を目にして違和感を抱いた。あれ?と思って手に取ると、新訳! 旧版松本恵子訳は好きだし、いちばん読み返しているのも松本訳だけど、古びているのは否めない(昭和26年だものね)。
文庫版の『若草物語』はすべて買うことにしているので、とりあえずゲット。訳が読みやすいのはもちろん、意外と注釈が充実している。例えば「P.CとP.O」の週報。オルコット姉妹による手書きの新聞が現存していて、その複数号からの記事を収録、なのだそうな。初めて知った。
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