エリザベートの話がしたい 円盤で2周目を観た
これわたしの解釈かもしれんけど「お前がハプスブルクに嫁いだから王家が滅びたのだ」を詩的に表現した結果が「エリザベートはトート(死の王)に見初められ愛し合ったから死んだのだ」になるのはちょっと残酷で好きだ。そしてこれはルキーニっていうわかりやすく偏った視点で物語が語られるからでもあるよね
刺されるシーンの間際に、トートが早く取りに来いルキーニ〜的なことを言ってナイフを渡してるの今日気づいた。ルキーニの盲言が現実になった表現としてかなり適切というか、ルキーニの偏った視点で語られてることが決定的にも見えてくる…
ロミジュリを観た直後だからかもしれんのだけど、あっちは死が傍観者なのに対して、エリザベートのトートが結構ガッツリ物語に絡んでくるの面白く感じる うわ出た!ってなりがち
なんか今日もヤジ飛ばしながら鑑賞会しちゃったな 特にエリザベートは男女仲のいろいろに対して言いたいことが山盛り
初めて帝劇に行って観た時の気持ちが蘇りながら観てたんだけど、本当に第1幕の終わり際のエリザベートの衣装が綺麗でまたため息が出た いろいろミュージカル観てるけど、衣装に対してここまで綺麗だと思ったのはあれが初めて
あとはやっぱり、登場人物がだんだん老けていく描写が秀逸だな…メイクやヘアセットもだけど、仕草や声の出し方が全然違う…
これ初見でも思った気がするけど、ゾフィーの威厳がすごいんだよな。あそこまでいくと一周回って格好いい でも嫌な姑
エリザベートは最期に自分の意思でトートを選んだと歌っているように見えるんだけど、裏で普通にトートが俺だけにって歌ってんだよね 結局トートの思い通りなんだなってなる エリザベートには可哀想だけど
LINEのBGMずっとTheme of Stone Oceanだったんだけど、今Justiφ'sに変えてきた