シャリアに振り回される（※勝手に狂わされてるだけ）ことに臨界点を迎えたエグザベくんがソドンの中とかで「僕は代わりになんかなるつもりはないし、そもそも貴方だって代わりなんて冒涜的なもの求めてないでしょう」ってキレてどっか行っちゃって、なんとなく若者を思ってる方向にコントロールしようとしてるつもりしかなかったシャリアが「……もしかして今、私はフラれたんですか？」って笑って、何もわからないなりにぜーんぶ横で見てたコモリさんが「それあたしに本気で聞いてるなら最悪ですよ」ってすごい顔するんだよね 勝手に弄ばれる若者と勝手にフラれる大人と巻き込まれるかわいい女の子、良すぎる
龍兄貴はそりゃみんな好きだよねという男（だし私も好き）なんだけど、結局彼は最後までソンヤッに自分の病や死期の話をしないままいなくなったんだよな
死線を潜り抜けて城砦を手に入れて、ギリギリのバランスではあるけど穏やかな生活の中で生きていけるようになって、その中で病が見つかったから「ああこのままこの場所で眠れるのか、でもあいつにはカッコ悪いから言いたくないな」くらいの感じだったのが結局しっちゃかめっちゃかのバイオレンスが近寄ってきたので「病に冒されてじわじわと死んでいく自分を無かったことにできる」って思っちゃった可能性もあってぇ……
兄貴の病とかその辺りの因果関係をセイジャイだけが飲み込むことを強要された形に見えちゃってぇ……セイジャイの誠実さだとどっかのタイミングでソンヤッに教えそうな気もするし、最後まで飲み込んでいそうな気もする
ずっと気になってた『誰が勇者を殺したか』『組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い』をやっと読み終わって、「スタミナ定食を頼んだらローストビーフ丼が来た」みたいな満足感に満ち満ちている 『誰が勇者を〜』は凡人と秀才と天才の物語を私が1番好きな"複数人の語りで描写する"スタイルだったし、『組織の宿敵と〜』はポップなラブコメの合間にかっちりめの戦闘とか男男の巨大感情匂わせとかもあって……ちなみにいつ読むか全然わからんけどとりあえずガンダムの小説版も買ってる いつ読むんだ？わからん……
『組織の宿敵と〜』が本当に良かったな、事前期待値との落差もあってめちゃくちゃ良かった 頭空っぽで読めるラブコメだと思って読んだのに後半のろうくんと天鎧のやりとりがさぁ……良くてさぁ…… 組織に消極的な居場所を見出していた男と、組織に唯一の居場所を求めてしまった男の対峙をさぁ、ものすごく真摯な論理でぶち壊しにする律ちゃんがさぁ……
初クリアだぞ！！！！！！！うっすらわかってきた とりあえずウィシャデルがいればだいたいなんとかなると言うことが
