おさよに「にいさんはすごいなぁ」って言われたくてやる必要のない努力を重ねてきた結果として今ふぇいむのリーダー・生徒会長・アカペラ部部長・宗円寺家次期トップ（これは私の想像）という場所に立っている宗円寺朝晴、全ての原動力の根っこに弟がいて、その弟に「認められてない」と思わせていたことが許せなくて今まで以上に甘くなりそうなので激烈イチャイチャ双子生活に歯止めがかからない　まあCDのおさよは元気はつらつご機嫌ちゃんなのでいつでもイチャイチャしてますが……

そういえば私はステ→（CD→）ノベライズで履修したから当たり前のように宗円寺のディスコミュニケーションからの仲直りが発生した世界線で生きてるけど、よく考えたらCDだけ聞いてると宗円寺の語られが全然ないんだよね　そう思うとCD軸では今回でようやくおさよと朝晴双方が抱える問題を解決できるターンになったという納得の仕方もできるけど、でもやっぱり本人から本人に直接言わせる必要あったのかなあ、そんなに自傷させなくてもいいんじゃないかなあの気持ちが消えなくて……私はおさよで狂っていますが朝晴のことも大好きなんだよ……好きなキャラを傷つけられたくないと思うのはわりと自然な感情だと思うんですが……

おさよが中庭で讃美歌などを口ずさんでるのを通りすがりに見かけて「相変わらず歌上手いな〜」って思ってたら差す光や風の感じ、周りの木々たちの加減で一瞬だけ宗教画みたいに見えてしまって目をゴシゴシする辻堂はあります　そのあとおさよに壱が飛びついてきて「はっ　見間違いか……」てなれ

リルハピ「まだ歌えない僕らだけど、心の声は歌えてる」がふぇいむだと「もう響きあう僕らの音、心の声で通じ合う」になるのとか「心が動いたんだ」に「心が動かされたんだ」が返ってくるのとか「121日君の声を聞いた」が「121日を越えて」になるのとか、対比に弱いオタクにはめちゃくちゃ刺さってしまうのよね……あと壱の「心が動いたんだ」のあとに燐とおさよが「動かされたんだ」で入ってくるのがめっちゃ好き……

風邪とか引いて声が出なくなったおさよ、他のみんなとは素直にスマホの画面で会話をするんだけど朝晴には無声音以下の吐息で呼びかけようとするし、朝晴はちゃんとそれを全部聞き取って反応する　朝晴は基本的におさよの言ったことをみんなにも伝えてくれるんだけどちょいちょいそれをしないで2人だけで会話してるから明とかに「えぇ……」って引かれてる

昨日も考えてたけど今回のおさよと朝晴のエピソード、ステやノベライズの時空ではおそらく発生し得ない衝突なのでどう処理したらいいかもわかんなくて余計にしんどいんだな…… 片割れを「跡をなぞっていけばいい正解の自分」だと思ってるなら「認められたい」「自慢に思ってほしい」はでてこないだろうしさあ……いやそうこれ普通の「兄弟」じゃなくて「双子」でやってんのもめちゃくちゃ嫌なんですよ私は……

おさよが朝晴のことを「正解の自分」だと思っていたとしても、おさよにそう見えていたのは事実なので、じゃあそれだって朝晴の一側面ではあるじゃん、朝晴は朝晴で「見てほしい（見られるべき）自分」を愛する片割れに見てもらえてないフラストレーションみたいなものを抱えきれなくなってぶつけちゃったのもあると思うけどさ、でもこうやってぶつけてるんだから賢いおさよはちゃんと考えて、確かに自分は片割れの見たい面や幻想を追いかけていたのかもしれないけどだからって片割れの背中を追ってはいけない理由にはならないし、100%正解が欲しくて朝晴を追いかけていたわけじゃないんだよっていうのを伝えてほしいよね……朝晴が好きっていう感情がまずあって、それを起点に追いかけていたら結果として「これが正解なんだ」って思うようになった、そういう情動なら良いし、おさよはそれに気付ける子だと思っています……