個別に批判すべきものを、属性に絡めて「キモい」と言ってしまっては差別と同じ構造を持ってしまう。
キモい行動は、その行動を非難すべきであって、属性を嘲笑すべきでない。

それと「ペド擁護するな」と言う人は、ペドフィリアをチャイルドマレスターを混同するなと言うことをもう一度噛み締めて欲しい。
特定の属性に性的に惹かれを感じると言うのは、その人の意思に基づかず発生するものであって、その属性そのものを批判したり嘲笑してはいけない。
性的同意のできない児童に性的な接触をしてはいけないと言うことを言えば済む話であって、属性に対して犯罪者予備軍であるかのような偏見を強化する言動は、明確に差別だ。

本人にコントロールできるものと、コントロールの難しいもの、コントロールのできないものがあって、批判すべきはコントロールできるものだ。

たとえば貧困もまた、コントロールの難しいものだ。必ずしも努力で解決できるわけではない。
一方で、これを本人の意思や努力の問題と決めつけて嘲笑する人がいる。
肥満もまた本人のコントロールの難しいものである。意思でコントロールして体型を維持することが難しい体質も存在する。
これもまた、安易に本人の意思や努力の問題とみなされがちだ。
そんなに単純ではないのに。

人権担当補佐官を無くした理由を問われた官房長官の回答「担当分野、人選、タイミングを含め、首相が必要に応じて判断する」。なんだこれ。政府がまともな説明をしない時代が続いているな。 / “「人権」担当補佐官、新設２年で不在に　戦争犯罪・中国政府の弾圧、課題山積…” https://htn.to/2ZTYwZStHK

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