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展示作品のご紹介:レース・グラス・コンポート
(17世紀初|ヴェネチア)

繊細な模様の2種類のレース・グラス棒を交互に並べて作ったコンポートで、非常に薄く作られている。脚台部も、同じ模様のレース・グラスで作られているが、皿、脚台部それぞれ別に作り、熔着している。脚台部には、無色透明の紐状のガラスでぐるりと一周装飾がつけられている。脚台部の縁は内側に折り返してある。このレース模様はレトルティと呼ばれているが、19世紀初頭に骨董商のアントニオ・サンキリコ(Antonio Sanquirico)が、当時忘れられていたルネサンス期のレース・グラスをガラス職人に再現させたことにちなみ、現在「ザンフィリコ」とも呼ばれている。

-ヴェネチア、プラハ、パリ- 三都ガラス物語
hakone-garasunomori.jp/event/e

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特別企画展 -ヴェネチア、プラハ、パリ- 三都ガラス物語 ~歴史を駆け抜けた華麗なるガラスの世界~
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