08:30:17 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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箱根ガラスの森美術館付近の国道138号線は除雪されていました。

08:23:55 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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収蔵作品のご紹介:点彩花文蓋付ゴブレット
(1500年頃|ヴェネチア)
ピザンツ帝国にみられる杯の形と、シリアなどイスラム文化圏で用いられたガラス顔料によるエナメル彩技法が取り入れられた蓋付坏。地中海貿易で隆盛を極めたヴェネチア共和国と、その周辺国との交流を象徴する作品の一つ。濃紺のガラス地に、エナメル彩、金彩の装飾が施され、一見、重厚な作りの器に見えるが、坏の部分は吹きガラス技法で薄く吹いて制作されている。“まるで羽根のように軽い”と表現される、ヴェネチアン・グラスの特徴を備えた逸品と言える。

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07:47:36 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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収蔵作品のご紹介:アヴェンチュリン・マーブル・グラス碗
(1668年|ヴェネチア)

銀イオンを入れた多彩マーブル・グラスの中に、アヴェンチュリン・グラスを斑文様に熔着装飾している。マーブル・グラスは15世紀後半にヴェネチアで作り出されていたが、アヴェンチュリン・グラスの発明は17世紀に入ってからのことであった。イタリアのガラス工芸史家ルイジ・ゼッキンの説によると、その発明はジョヴァンニ・ダルディウム(Giovanni Dardium、1586-1654)が発明したものだという。ヴェネチアのカルセドーニオ・グラスとして、イタリア人を始めヨーロッパ人たちが、ヴェネチアン・グラスの中で最も貴重視するガラス器の一つであった。

「冬季休館のお知らせ」
2023年1月10日(火)~1月20日(金)は冬季休館となります。
大変ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解ご了承くださいますようお願い申し上げます。

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