10:15:02 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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スノードロップの蕾が膨らんできました。

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12:25:29 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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収蔵作品のご紹介:モザイク・グラス『雄鶏』
(20世紀初|ヴェネチア|ウルデリコ・モレッティ作)

古代ヘレニズム時代からローマ時代のモザイク・グラス類の複製に力を注いだ初代のヴィンチェンツォ・モレッティに続いて、二代目のルイジ・モレッティは、その事業を継承発展させたが、三代目ウルデリコ・モレッティは、新しい創作を打ち出した。とりわけ、彼のヒット作となったのは、モザイク・グラス「雄鶏」シリーズであった。彼がこの作品を作るようになった動機は、1923年に、ムラノ島がヴェネチア市に吸収合併された時に、ムラノ島の象徴であった雄鶏を、モザイク・グラスで制作し、バッジやペンダントに作って、すべてのムラノ島の人がそれを付けて、ムラノ島人の誇りを示す流行を生み出したことであった。このとき、ムラノ島の人たちは、ヴェネチアの象徴として、サン・マルコ広場のパラッツォ・ドゥカーレの前に立つ2本の円柱の上に設置されていた有翼獅子像を取り外して、海中に投棄して気勢をあげたといわれている。『雄鶏』はムラノ島の人たちの高い誇りの象徴として作られたのであった。

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08:11:08 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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収蔵作品のご紹介:レース・グラス玉脚コンポート
(16世紀末~17世紀初|ヴェネチア)
直線レース棒と縄目レース棒を交互に組み合わせたレース・グラスのコンポートで、開口部に広い鍔が作られている点に特色がある。鍔広の開口部は、中に少量の珍味を入れる形式であるから、シュリンプ・カクテルや海鮮珍味を入れる器として作られたものであろうと考えられる。

15:30:38 @hakone_garasunomori@mstdn.jp
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収蔵作品のご紹介:バラ装飾脚ワイングラス
(19世紀|ヴェネチア)

坏身は、縦モールがつけられ、ねじりながら成形することにより、斜めのラインが作られている。ラインに併せ小ガラス片による草色とピンク色の着色がされている。坏身下部は、突起状と紐状の装飾が、坏身をぐるりと一周囲んでいる。脚部は透明ガラスに金箔熔着で二層に分かれていて、上部は二本の茎がねじれ、坏身の下で左右の先端にバラの花をつけている。下部はホローノップにドラゴン・ステムのような装飾がつけられている。

「冬季休館のお知らせ」
2023年1月10日(火)~1月20日(金)は冬季休館となります。
大変ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解ご了承くださいますようお願い申し上げます。

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