あ、でももちろん小説からの影響もいっぱいある！！ ダントツは『ゲド戦記』ですね
あと『風の名前』や『精霊の守り人』といったファンタジー小説から、風景と生活の描写方法についてめっちゃ影響受けてます 学生時代にモリモリ模写してた
『はてしない物語』も良いよね……
ファンタジー書いてる時点でロマン主義文学の系譜に居る自覚はあるんだけど
ロマン主義文学って「自然＝田園」というか 癒しをもたらしてくれるものとして自然を書きがちというか（偏見を含みます）
その辺とは真っ向になんか 対消滅する方向に流れてきてしまったな……
【漫画と文体表現の話】（Twitterの引用）
私の小説は、小説よりも漫画表現による影響の方が大きいかもな〜と日頃からぼんやり思っています
先述した『海獣の子供』『虫と歌』（および『宝石の国』）からは、人間のみを中心とした物語の拒絶と、登場人物への感情移入を求めない書き方あたりで直に影響受けてますね
特に『宝石の国』は所謂「キャラ萌え」で読む読者こそを物語後半で突き落としていくしな…
あと場面転換のテンポ感とか、描写における視点の移動（何に注目するか）も、漫画のコマ割りを参考にしていたりします
読みやすい…って言っていただけることがあるのはこの辺由来なのかも
私が書くもののルーツにはライトノベルやゲームも（もちろん児童文学も！）含まれてるので、顕在化する表現の変遷を眺めると我がことながら面白いですね
十年前に書いた「新月をグラスに注いで」とかは台詞テンポ感がライトノベル寄りだと思います
https://twitter.com/feelingskyblue/status/1721513828872229149
RE: https://misskey.design/notes/9lqi3m5u78
ニイジェさんも「あれ…そんなに怖がる話かこれ…？」みたいな反応を作中でしていますが（そして彼の人間離れが浮き彫りになる訳ですが）
言うて作者も「まあ怪奇幻想文学がお好きな読者ならこれくらいじゃ物足りないですよね？えっ？？」みたいな反応をしているので
おそろい！
RE: https://misskey.design/notes/9lqivixurx
@mtn_river
このノートでだいたい言っちゃったよぉ！
RE: https://misskey.design/notes/9lqi3m5u78
作中の、熱帯雨林における「怖い話」として語った昔話にこのソテツさんがいるんですけどね
日頃あんまりホラーとか書かないから「これくらいか…？いや別に怖くない気がする…もうちょい怖みを足すか…ニイジェさんちょっと台詞の間に勿体つけてもらって…まあこんなもんかな！」ってお出ししたら予想外にビビられて
になった思い出
RE: https://misskey.design/notes/9lqiat34zw
#文学フリマで一番怖いソテツ
風野さんの短編『だから自由にどこまでも』https://kokyushobo.com/novel/end-of-the-world/ （書籍『彼らは唯の夢』収録作）には「 #文学フリマで一番かわいいバオバブ 」が登場します。
というかやっぱり森林に踏み入るのって怖いですよね。人知の通用しない原初的な畏怖を思い出させてくれるのがソテツさんです。
RE: https://misskey.design/notes/9lqhsmh5wx
#文学フリマ東京 【表紙デザイン】
風野湊さん作の小説『すべての樹木は光』表紙デザインを担当しています🌴 熱帯雨林のように鬱蒼として人を寄せ付けない深い断絶と、人に優しくしたかったのに……という苦い思い出が交差する小説です。読後呆然と圧倒されたい方に
デザインのメイキング記事→ https://libsy.net/blog/2537
RE: https://misskey.design/notes/9lqhsmh5wx
Twitterにも書いたけど、『すべての樹木は光』、自著の中でもダントツでアンチ人間中心主義描写がモリモリなんですよね
植物を何の脅威もない穏やか概念だと…人間の下位存在だと…完全なる他者だと思ってるようなそういうフワッとした境界を…ブッ飛ばすぜ！！！という気合いが随所に感じられる
この辺は学生時代に読み耽った『海獣の子供』『虫と歌』などの漫画表現からの影響だと思います（たぶん『宝石の国』の影響もある）
でも本書の主人公はユハという一人の少女で、彼女を通じて人間共同体についても書いた物語です 上手くいったかどうかはさておき
【 #文学フリマ東京 既刊紹介①】
幻想長編小説『すべての樹木は光』250P/¥1000
https://c.bunfree.net/p/tokyo37/19519
植物怪奇幻想に慄きたい方〜〜！！！！
ある魔法が失われるまでを書く、熱帯雨林の樹木変身譚です。人間ではないものと人間との境なんて実に曖昧なもの。ただ、主人公は一人の凡庸な優しい少女であり、彼女が見た小さな人間共同体のお話でもあるのです。
40000字試し読み： https://kokyushobo.com/book/trees_light/introduction/
RE: https://misskey.design/notes/9lnp6mhczk
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おはようございますにゃん
ワクチン副反応がまだ微妙に残ってて倦怠感祭りです_(:3 」∠)_
【各話タイトルの話】#十一月の春の庭 #novelmber #文学フリマ東京
執筆当時はお題がそのままタイトル代わりだったため、今回の再録にあたって全てタイトルを付け直しています。お気に入りは「あのとき王子様が」「十一月の春の庭」「Hello, world and word.」かな…
「あのとき王子様が」は白雪姫の「Someday, my prince will come（いつか王子様が）」から。魔法の鏡のお話だしね。
Hello〜はプログラミング齧ったことある人ならお馴染みの「Hello, world!」が元ネタです。試しにDeepL翻訳に突っ込んでみたら良さげな雰囲気で嬉しかった。こんにちは、世界よ、そして言葉よ。
RE: https://misskey.design/notes/9loudt1jud
【 #文学フリマ東京 新刊紹介】
#novelmber 再録短編集『十一月の春の庭』88頁/¥600
📚詳細 https://c.bunfree.net/p/tokyo37/32630
昨年11月にTwitterで投稿していた、#novelmber 掌編の再録集です。二つのお題を組みあわせ、偶然性を楽しみながら書き綴った掌編18本を掲載。幻想寄りですが魔法やSFも含みます。全編加筆修正済。
1000〜2000字の掌編が中心なので、ショートショートがお好きな方にお勧め
投稿当時、一話ごとに雰囲気を変えるよう試みたので、アソートボックス的な楽しさもあると思います:)
通販予約 https://kokyushobo.booth.pm/items/5226256
試し読み等 https://kokyushobo.com/book/november/
RE: https://misskey.design/notes/9lnp6mhczk
11/11(土)開催、#文学フリマ東京 お品書きです〜！
呼吸書房は「か-09」に居ます。幻想小説と紀行文を取り揃えてお待ちしています。
新刊として #novelmber 再録短編集『十一月の春の庭』があります！
風景と生活を愛する方へ、どうぞお会いできますように。
🌿東京流通センター第二展示場1階 Eホール「か-09」呼吸書房
📚Webカタログ→ https://c.bunfree.net/e/aXs
📕イベント詳細→ https://bunfree.net/event/tokyo37/
🕊試し読みなど→ https://kokyushobo.com/book/
