スマートEXとかいうサービス、17桁のICカードIDがコピペできなくて手入力させられるの本当に意味がわからない
今年は例年よりゲームに時間を使わなかったようで、新しいゲームでちゃんとやったのは東方紺珠伝、エルデンリングDLC、アーマードコア6しかなかった。東方は基本いつもどおりで特に書くことがないし、AC6についてはブログに書きたくなったから、ここにはエルデンDLCの感想を書くことにする
面白かったし間違いなくやってよかったけど、期待を超えたかというと微妙なところ。いいところも悪いところもたくさんあると思う。
本編の全要素を回収してビルドがほぼ完成したキャラクターで、さらなる強敵に挑む機会を与えてくれたことは単純に嬉しかった。「追憶」級のボスだけでも10体以上いて、その点のボリュームに関しては文句なし。よく言われる難易度については、全体的な高速化で大振りな技が活躍しにくくなったのは残念だけど、使えるもの (遺灰やNPC) をすべて使ってようやく勝てるくらいのバランスにしたい意図は理解できたし、戦い方を見直す必要が生じたのも結果的には面白い部分だった。
特にラスボスは本当に強くて、勝つためにビルドのコンセプトをかなり根本から曲げざるを得なかった。ここにも「本来と違うスタイルで勝っても嬉しくない」みたいなことを書いていて、ひょっとして端からは激萎えしてるように見えるだろうかと今更ちょっと心配になったんだけど、これはそういう悔しさも含めてめちゃくちゃ楽しんでます。ソウル系のゲームをいくつもやってきて、こんなこと今までなかったからね
https://fedibird.com/@dssy/112780643807424499 [参照]
悪いところの最たるものは、オープンワールドのスカスカ具合。フィールド上に意味のあるオブジェクトがあからさまに少なくて、青海岸や指遺跡は本当にクラクラしたし、ラウフの古遺跡も思わせぶりな構造のわりに何もなくてガッカリ。オープンワールド部分が面白くない問題は本編から感じていてDLCで改善されることを期待してたのに、まさか悪化してるとは。フィールドを用意してから時間の許す限り要素を配置するみたいな作り方をしてるのかもしれないけど、埋められないなら空間自体を削ってくれ、頼むから
ダンジョン探索に関しては悪くはなかったし、一つのダンジョンに入り口が複数ある構造は面白いと思ったけど、エブレフェールを初めて探索したときのような感動を得られる場面はなかったな。あと、アプデでラスボスの難易度調整のために中盾を雑に強化して、大盾との間のバランスを破壊したままなのは本当に許しがたい…
全体として、DLCがあってよかったと思うけど、粗が少ないことをゲームの完成度だと思うなら、DLCの存在によってエルデンリングの完成度はむしろ下がった気がしてならない。ゲームというのは人が作っている以上、妥協の産物なのだと知っているけど、プレイ中にことさらそれを意識させられるのは好きじゃないんで、もうちょっと見えないところでうまーく手を抜いてくれよな