やさしいにほんごなら読めると言う人が、複数言語に対応しているソフトウエアをやさしいにほんごで使うだろうか?
#fedibird では、どんな人達で構成されるのかというコミュニティの性質と、ActivityPubで相互に接続されたネットワークへアクセスできるというFediverseの性質は別々に考えている。
故に敢えてLTLは提供していないし、そのことで多数のメリットを享受している。
Mastodonが多くのサーバとユーザーを獲得してきたのは、この両者を不可分にして提供したことによるもので、コミュニティを構築できるからこそ多くの運営者がわざわざ苦労を買って出てサーバを立てたし、そこにユーザーが集まった。それがお互いに繋がることで人的交流が産まれて、各々のコミュニティの持続を助け、Fediverseの成長を促進した。前者を後者が助けることで上手く補完している。
最初から #fedibird のようにコミュニティの作りにくいシステムであったなら、もっとずっと利用者は少なかっただろう。
日本で沢山のMastodonサーバが産まれ利用者が拡大して約2年、数多のコミュニティが産まれ、消え、あるいは定着し、紆余曲折を経て、そこで始めてコミュニティ色を持たないサービスにニーズが生まれたと考えている。