[シベリア抑留者の遺骨「取り違え」 14年前から再三指摘も放置]
厚生労働省がシベリア抑留者の遺骨を取り違えていた疑いがある問題で新たな事実です。NHKが取材を進めたところ遺骨をDNA鑑定した複数の専門家が、これまで明らかになっているシベリアの2か所だけではなく、ほかの7か所の埋葬地で収集した遺骨についても「日本人ではない」などと厚生労働省に指摘していたことが分かりました。取り違えの疑いは少なくとも14年前から非公開の会議で再三、指摘されていましたが、厚生労働省はこうした内容を長年にわたって公表せず事実上、放置していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20190912/k10012079361000.html