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点滴ですよーって言われて持ってきたソフトバッグに書かれている塩化カリウムという文字を見て最後に見る笑顔を心に灼き付けて安寧にすべてが終わるの
でも細くてどこかか弱いようでいて普段から運動しているので力は強くて力を入れて腕を握られるとそう簡単には離れなくて押さえつけられようものなら最早まな板の上の鯉なんですよね
板の間の床で寝転んでいたのでソファに移してあげたんですけど抱きかかえると彼女がいかに思っているよりも華奢であるかが直に伝わってきて脆いガラス細工のように少し力を入れたら壊れてしまいそうな緊張感に包まれるんですよね、それこそ普段は元気に走り回っているので忘れがちなそういう儚さを感じて急に不安にさいなまれたりする瞬間がふとしたときに訪れるというか
RE: https://voskey.icalo.net/notes/9hvdtzkdc8
