確か、9月の末頃だったと思います。大きな花束を持って「誕生日おめでとう」などというものですから、思わず、お疲れですか？わかります、私も最近体力が…、みたいな冗談を言いつつ、どうかしてしまったのではないかと不安にもなったのですが、どうやらそうではないらしく。なんでもこの日は「10000日誕生日」と言って、「私が生まれて」から10000日の記念日なんですって。でもよく考えたら、27歳とちょっとってことになるじゃないですか、私は永遠の17歳なんですよって怒ったフリなんかしてしまいましたね。ただ、この日はこれまで生きてきた日数が5桁に上がる日でもあって、そして、普通は今後その桁が上がることはもうありません。「一生に一度だけの貴重な日」に祝ってくれたことはとっても嬉しくて…。私の永い生命活動の中でも特別な日になったかもしれません。本当のことを言えば、これまで何回「桁上り」してきたかなんて、もう数えられるものでもないのですが…それでも私と普通に接してくれる。過去には辛いこともいーっぱいありましたけど、この星、この時代にアイドル活動をすることができたのは、本当に奇跡なんだって思うんです。 #限怪