割と眠れてる
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多分考えが浅いと思うんだけど、これ以上深掘りすると頭パンクしそうだから一旦メモ
西洋音楽、というか遡れる範囲の音楽史において、12音階&5度堆積はずーっとメインストリームでありつづけた(そこには宗教的統制や西欧中心主義的な影響もあったかも)
故に完全五度とか五度圏の考えを完全に無視した音楽を作るのがめちゃクソ困難になり、この考えはは今でも続いているし、多分少なく見積もっても向こう100年は変わらない気がしている(ホンマか?)
五度圏は逆に回れば四度圏、言い換えれば完全五度から逃れられない≒完全四度からも逃れられないのがポピュラー音楽で、逃れたつもりでも無理矢理な解釈をこじつければいくらでも五度中心の枠組みの中に収められる気すらしてくる
まあ一応、民族的音階が再評価されるようになったり、前衛的な近現代音楽のようなひねくれ者が出てきてやっと「あれ?人間はいつから12音階にこだわってんの?」という疑問が出てきた訳だけれども、それらはポピュラー音楽の真逆を行く世界なので……
驚くことに、ピタゴラスは紀元前6世紀の時点で周波数比1:2(オクターヴ)、3:2(完全五度)、4:5(完全四度)の心地よさに気が付いていたし、何ならさらに昔の人類の中にもそれに気が付いた者は何人も居ただろう(知らんけど)
その後あれやこれやと色んな音階が出てくるものの、結局12音階よりも気持ちいい音階が2500年間出てないので、つまりそういうことであるの……
こう書くと最初から12音階ありきみたいだけど意外とそんなこともないと思ってて、音楽史ひいては世界史における数回の決定打があったから今こうなってる気がする(独自研究)
個人的には、教会音楽における宗教的な制約とキリスト教圏の拡大、欧州でのバロック→古典派→ロマン派といった音楽理論や文化の発展、欧米列強の台頭による欧米中心主義、この3つが決定打かなって思うけど大した根拠はない、完全にのこたろの感覚