クリアしました！

クリアタイムは約96時間。色々なことがありました。
車で街に、チョコボで平原に、徒歩で火山や洞窟を巡り。食欲のためだけにベヒーモスを狩り、一晩中釣りをし、電気の点検をし。
イグニスの手料理をいちいちスクショし、プロンプトの奇怪な写真に首を捻り、戦闘でグラディオを操作して『この方が早い』と悟り。
色んなことをしたので、羅列したらきりがありません。まだやってないこともたくさんあります。
FF15のメンバーにパッと見で好みのキャラはいませんでした。ここ数年は軽いゲームしか手をつけず、取り立ててRPGやアクションが得意という訳でもなく……。プレイを始めてみたのは昔togetterで見たイグニスおにぎりがあまりにも美しくて愉快だったからです。だから最初に作った料理はおにぎりでした。
ストーリーを進めたときに流れるムービーで世界観やみんなのことを説明してもらうのではなく、旅の最中のさりげない雑談や、意味があるようでない看板や、レストランで居合わせた人から聞こえてくる会話で少しずつ世界のことを分かっていくのが新鮮でした。ストーリーやクエストの為にものが配置されていて、それらを繋ぐために街路（あるいはフィールド）がある、私はそういうゲームしかやったことがないので。
途中で不穏な流れになったりもしましたが、楽しく平和な時間がそれまでにたくさんあったので、この四人なら大丈夫だろうと投げ出さずに済みました。なお、キャラクターを信用しきれずに投げ出してしまったゲームも実際にあります。
終わり方は必ずしも大団円とは言えないと思いますが、個人的に不満はありません。
突然ですが、ふと昔読んだライトノベルを思い出しました。ヒロインの女の子はやがて自我を失い化け物になってしまう。主人公はそれを防ごうと神様に直談判しますが、無理だと断られます。女の子を救うことは出来ませんが、化け物になっても記憶は残る。だから楽しい思い出を沢山作ろう、と二人だけで旅に出るのです。物語はそこで終わりです。
FF15はまだこなしてないクエストや新たに発生したクエストもあります。だから、もう少しプレイを続けます。
画像は最後のキャンプでイグニスが作ったノクトの好物です。