きちゅねさん（吉か凶か　リカバリ可能と　ダイヤ見て）
走ったら次の便で間に合うのか、むしろダイヤ乱れがあるからこの便は乗らないほうが早く着くのか…そんな選択を迫られる時あるある😌
「吉か凶か　リカバリ可能と」までのkaの音が繰り返しや字余りに、タッタカタッタカ走ってて息の乱れる趣を感じました。

篠本さん（焼き立ての馳走に与れ　チーズケーキ）
甘党の韋駄天ですね！「馳走」に韋駄天を想起させる「走」が入っているのがうまい…。「いっとう」が「糖」のタイプなのかもしれない。
私は大阪住みなので足の早いりくろーおじさんを想像しました。👴🏻💨
#じゃぱねっと歌会

ゕぺちさん（かくれども 尽きぬ道こそ 血の燃ゆれ）
この「かくれども」は婉曲的な「死ぬ」だけではなく日が落ちて太陽が「隠れる」の意味も含んでいて、日が落ちても自分が死んだとしても…な走れメロスの短歌に変化したのかな〜と思いました。
「血の燃ゆれ」が（きっと先程まで見えていた）燃えるような太陽を呼び起こさせるのもいいです🌇

るーくん さん（駆け出す子 杖つき背(せな)を見送れど）
初参加ありがとうございます〜！
運動会の親子の光景でしょうか。
韋駄天とはいえ「駆け出す」こと自体は私の句にはない情報なので、特に小さい頃の子ども特有の瞬発力のある走りが見えました。
杖をついている親も子を見送ったあとに一等を見ていて、かつては韋駄天だったのかも…と思わせるところが面白いです。