宝石の国が最終話以外全部無料になってるのを一気読みしてしまって、すごい話だなあと思ったけど好みかどうかだけ考えるとなんとも言えなさがある。

あと火の鳥を思い出した。いや火の鳥に相当する存在はいないけども。昔英文の授業でオセロやって、「なぜイアーゴが主役ではないのか？」という課題に出したレポートで「作劇における(動機としての)神の不在」みたいなことを書いたのも思い出した。

この場合の神はデウスエクスマキナ的なやつのことですね。ギリシャ神話とか「なんでこんなことを！」「神がそう吹き込んだからだよ！」みたいなの多いからな……。

宝石の国、序盤でキャラや関係性に思い入れてしまうとまったく報われない感じになるのでそういう人にはきつかろうなとは思った(最終話以外無料で一気読みした人間並みの感想)。