そこはかとなく、心地よい風が吹く
ここがという土地の良いところなのだな
旅人は自分をここまで運んできた良き友人のに感謝し、共に歩いた
ある浜辺に着いた旅人は歩みを止める
老いたは小首をかしげ、私を見つめ、空を見た
引いては押し寄せると
の波を感じながら、私もつられて空を見る
遠くに見えた紅い鳥が空に十字を切るのが私の目に映った
<我らは不滅なりぃぃぃぃぃぃ‼️
旅人は哀れんだ
そして心の中で「滅びよ、さりとて身を以て封じよ、この楽園へ至らずまで永劫に」と唱え、の地の奥へ
という名の禁則地に足を踏み入れた
そして、彼はその後一切の消息を絶った
さて、君たちはその行方を知っているであろう
他ならぬの民ならば
そう、彼は見事までにと化したのである
勿論だが彼は幸せであった。
若しくは、ここで誰かを幸せにするのである
彼の辿った数奇な人生に乾杯、今宵また一人仲間が増えたぞ、旅人よ
の準備は良いかね?