視界がぐらつく
体長30cmから50cmになる褐色の虫。蛾の触角を持つこと以外は概ねシデムシのような外見をしている。ていうか細長くて褐色のダイオウグソクムシみたいな。羽は確認できないが地上5mほどの高さまで空を飛ぶ。旋回するように飛ぶが、飛行は得意ではないようで、掴まる対象が近くにいる時は即座に下降、接近し、接触して止まる。
噛まれると第1段階へ移行する。
口からモルヒネと同様の物質を分泌しているため、噛まれたことに気付くヒトは少ない。尾から同時に2,3個の卵を産むため、そちらに気を取られるヒトが多い。
そのまま鏡を見ずに一定時間が経過すると第2段階に移行する。
突如両側頭部に激痛が走り、黒く巻いた角が生える。この形態のことを通称ライオンと呼ぶ。角を切除すれば元の姿に戻れるものの、発症者は角への異常な愛着を見せるため、治療は難航する。
そのまま放置すると第3段階に移行する。肩甲骨の下部が縦に裂け、皮膜の羽が生える。翼獅子と呼ばれるこの形態に移行すると、僅かに残っていたヒトの頃の意識は消失し、ギルドからの討伐対象となる。
ちゃんと滑走路から離陸しようとして、そしたらエンジンないのでエンジンつけてくれ!!!って地上の作業員にいわないといけないぽくて、地上の作業員への話しかけ方がまずわからないっていう状況から始まりました