いなかったんだけど!
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好き
金銭を介さない私的で個人的な関係上でなら、真の主従関係が成立し得るという考えがある。しかし、実際にはそうとばかりはいえない。なぜなら、女王様がマゾヒストと個人的に関係性を築くとすれば、それは女王様がマゾヒストに恋愛感情を抱いているか、少なくとも好感を持っているためである。このような場合、マゾヒストは奴隷であるといっても、女王様にとってそれなりに大切な存在であり、かけがえのない存在であることも十分にあり得る。その場合、女王様が真にマゾヒストの希望を考慮せず、彼女自身の欲望のみに忠実に振舞えるかといえば、それは甚だ疑問である。忠実に振舞った結果、マゾヒストが去ってしまうことも十分にあり得るのだから、女王様の振る舞いが折衷的なものになる可能性は十分にあるhttps://doi.org/10.18910/79260