1970年代頃、人口爆発とか、石油の枯渇とか、光化学スモッグで人がバタバタ倒れるとか、洗剤のリンによる赤潮とか、米ソの核戦争とか、そういうのが「心配な怖いこと」だったと記憶している。
少子化や温暖化は、研究者は予測していたのかもしれないけど、子どもだった自分の知る範囲では、聞こえてこなかった。
その頃、「核戦争で人間が滅びて、その後にはゴキブリが残る」という物語があったような気がするんだけど、あれは何だったんだろう。怪談レベルの未来予想ヨタ話に反映される人々の心配は、時代によってどういう変遷を辿っているのか。たぶん、民俗学あたりで研究者がいるかもですが。