〜これまでのあらすじ〜
こういうのはネタ被りない方が有り得ないよな！
という悟りにより、今まで練り練りしていたネタが全部ボツになったのであった。

◯俊について
最初は、『外見が歳をとらない爺さん』で、犠牲になった恋人の側でひとり暮らす変わり者っていう設定だった。
途中から、シンって名前になったけど、桜要素が薄いので、春→シュン→俊に。
『言われたことしかできない生き人形みたいな子で、会話もままならない』という設定に落ち着きかけたけど、それだと悠が過労死してしまうので、性格が変わった。

◯悠について
最初からブレてない。一応、この子が中心だからなぁ。

疫病で混乱した世界で、治療に使うための桜を確保するために、身寄りのない子どもたちを使った実験が行われていた。
年下の子ども同士の淫行を黙って見逃している悠のことが、シンは苦手だった。
生き残りも少なくなってきた頃、大人たちが夜逃げしてしまう。
残された子どもたちも、治療なしでは容態が悪化して死んでいった。
そこで、遺体から植物の芽が出ているのを見つける。
「死んだ後まで切り刻まれるなんて、笑えない冗談だな」と言っていた悠もどんどん衰弱してきた。
シンが実はかなり歳上なことに気付いていた悠は、シンをからかって体を重ねさせる。
その頃にはもう２人きりになっていて、誰の目も気にせず最後の時間を過ごせたはずだったのに、居なくなったはずの大人にシンが連れ去られる。

最後の力を振り絞って広場に出た悠は、そのまま桜になってしまう。
それから十年後、いつまでも少年の姿のままのシンは、疫病の治療には役に立たないただの異物として解放されたものの、悠をひとりで死なせてしまった後悔から廃人同然になっていた。
２人が最後に過ごした施設の前には、あの頃にはなかった桜の木がたくさん並んでいた。
桜になった子どもたちと長い時を過ごしたシンだが、ついに寿命が近づいていた。
「待っててくれてありがと、悠」
そう言うと、満開だった花が一斉に散り、枝や幹も一気に朽ち果ててしまいましたとさ。
めでたしめでたし。

という話だった。

戦国時代で、虫取りで武将の力量がはかられることになっていて、虫かごメーカーで働いているんだけど、戦国時代ガン無視で、めっちゃ機械化されている。
といっても、めっちゃボロ工場なので、ひたすら掃除をしていた。
前の職場の人たちがフォークリフトを乗り回していて、すごいねすごいねと言っているところで起きた。
あまりにも暇だから、NHKが配りにきた大河ドラマのものさしをかち割ってアクセサリーも作ってた。