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おはようございます

原神ストーリーに関するメモ(ネタバレあり)
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「水神の死」について、「神は死んだ」を思い浮かべる件。
ニーチェはキリスト教批判で有名だけど、原神における「天理」というのは、現実の歴史においてはキリスト教的思想と対応していると思う。

「ツァラトゥストラ」では
> 神は人間が十字架にかけられのを見て、それに耐えられなかったのだ、人間に対する愛が神の地獄となり、ついに神の死となったのだ(略)
という台詞がある。
これはフォカロルスとフリーナを連想させる。

ツァラトゥストラという登場人物名はゾロアスターからきているけど、実際ゾロアスター教の教義と関係あるかというとそうでもない。
どちらかというとギリシャ悲劇的な思想に近いらしい。
フォンテーヌのテーマも、結局は人間讃歌だよなぁと思うので、そうかもしれない。

ゾロアスター教そのものについては、それ由来の言葉がスメールで多く出ている。
厳密にはゾロアスターというより、イラン発祥の宗教と言うべきなのかもだけど。
草神にアフラ・マズダ的要素があるんだと思う。六学派がアフラ・マズダと善の神の名前なので。

スメールの最後で「善悪のクヴァレナ」という任務があったけど、これも「善悪の彼岸」を連想させる。深淵を覗くものは…というやつ。

正義の国だし、「正義」を論じるとなると哲学の面からも考える必要があるけど、そこを考察するには私の知識が足りなすぎて無理だった。
自然哲学の用語が使われてるだけのような気もしないでもない。
それにニーチェが採用されているわけでもなく、近代哲学からの転換って程度の要素だと思う。

この流れでナタはまた物騒な話になりそうだけど。
終わらない戦いにファデュイが参加したってことは2つの陣営がはっきり対立するんだろうか。
メソアメリカモチーフなんだろうけど、時代的には先住民が支配されてる頃なのでどんな話になるかは何とも。特に情報もないので1年待つしかないなあ。

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一昨日〜昨日と頭フラフラしてたが今日はそうでもない。気圧なのか貧血なのか血圧なのか