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きたk

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あと小学校時代の友人とは本当に小学校以来会ってない

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よく分からん冷凍室への執着

夢日記
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近くに巨大な冷凍室があるという噂を聞いて、小学校時代の友人と探しに行く。
噂の場所に着くと、そこは古い住宅地の中にあるコンビニだった。
外観は通常のコンビニと変わらないため、中に巨大な冷凍室があるようには見えない。ただ、コンビニの背面が隣の住宅と繋がっているように見えたため、そこが冷凍室なのではないかと思った。
店内に入ると、内部は通常のコンビニとは大きく異なっている。面積は通常のコンビニの半分程度で、商品棚は一切なく、壁や床はコンクリートが剥き出しになっている。照明はなく、入口から入る外光だけが店内を照らしている。先述した内装と合わせて、とても重苦しい印象を受けた。
向かって正面の壁には冷凍室の出口があり、その左隣に出口よりも二回りほど大きな冷凍室の入口がある。どうやら出入口が別になっているようだ。
さらに左、コンビニの奥の壁近くに簡素なレジカウンターがあり、女性の店員が2人立っている。
どうやらこのコンビニは冷凍室の見学を売りにしているらしい。冷凍室に入るにしても忍び込むものと考えていた私は、少し驚いた。
「防寒着は如何ですか」「冷凍室は寒いですから」と店員が声を掛けてきた。レジの向かいの壁には無造作に衣服が貼り付けられていた。下着やエプロン、水着(レオタード?)などがあり、いずれも薄いタオルで作られている。こんなもので冷凍室の寒さに耐えられるだろうか、と思いつつ、私も友人も、最初からしっかりと着込んでいたため、丁重に断わった。
コンビニ店員に見送られながら、友人と冷凍室に入っていく。冷凍室の入口は鉄製の重厚な扉で、あちこちに霜がついている。
入口を通り抜けると、先程のコンビニの店内よりも更に薄暗く、狭い部屋に出た。目の前にはもうひとつ扉がある。冷凍室内の冷気を逃がさないように扉が二重になっているらしいかった。
この二重目の扉は非常に大きく、見上げると扉が遠近法に従い、天井に近づくにつれて小さくなっていくのが良く分かった。私は感動してその様子をスマートフォンで写真に撮っていた。
そうしているうちに、友人が照明のスイッチを見つけたらしく、室内が突然明るくなった。
私は薄暗い方が神秘的で良かったな、とやや残念に思った。