藤壺で源氏物語の朗読が行われ、皆が意見を交わす。藤壺の宮は光る君を愛おしんでいたと思うことにすると敦康親王が意味深に語り、釘を刺す道長。罪のない恋などつまらないと語る赤染衛門とあかね。帝にも道長にもぶっ刺さる言葉。彰子と過ごしている時に一条天皇が倒れる。事態を重く見た道長は陰陽寮に占いを依頼すると崩御の卦が出てしまう。それを聞いてしまった一条天皇は譲位を決意。敦康親王を東宮にと願うが道長の意を知る行成がまたしても決死の説得。最後まで一条天皇の願いは叶わなかった。彰子は激怒し父に反抗するも力及ばず涙を流す。定子ごと一条天皇を愛する彰子が尊い。三種の神器が居貞親王の元へ運ばれ一条天皇は病に臥せったまま出家。彰子のそばで辞世の歌を詠んだ後に崩御。道長と行成それぞれが日記に記す。普通に考えれば傍らにいた彰子へ向けた歌だが行成の解釈は皇后定子に向けた歌。定子への思いを知っていたのもあると思うけどその上で一条天皇に一帝二后、敦成親王の立太子を説得し結果的に定子を追いやることになってしまった負い目もあるのかなと少し思った。 #光る君へ覚書 #iwatedon