どうする家康の大阪冬の陣
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国家安康君臣豊楽はただの言いがかりとも言えないという予習をしていました。本多正純の強い口調に加えて大御所様が肘掛けに置いている手をポンポンさせるから凄い圧力。半沢直樹のやつ。何かにつけて茶々の意向を汲み取る秀頼は切ない。大御所様は覇道を持って王道の治世を為すのでこの先を任せる秀忠には戦を知らなくて良いと語り、身内千姫に恨まれても戦で人を死ぬことを避ける覚悟。戦とはこの世で最も愚かで、醜い人の所業。本当に戦の度に心を壊しているんだなと強く思いました。今にも通ずるものがあります。悲しいけれど人間は成長してないんだなとも思いました。

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どうする家康で四天王の酒井忠次が鎧に着替えている時に亡くなっていて、登与がご苦労様でございましたと声掛けしているのを見て何かグッと来ていたのですが、鎌倉殿のご苦労様でした、小四郎…と被っていたからですね。最期にご苦労様でしたって何かいいなと思っています。そう送り出したいし送って貰いたいお気持ち。