ボードゲーム2024初プレイ新作/準新作ベスト暫定版。ヘゲモニーを1/4に再プレイするのでその後で確定させます
1. 7 Empires
2. オーシェミン
3. プレイアナザーデイ
4. ドラゴンキーパー
5. クランズ&グローリー
6. 完熟バナナ島
7. 蒼天之死
8. Revolve!
9. ギャングポーカー
暫定10. ヘゲモニー
ボードゲーム2024初プレイ新作/準新作ベスト暫定版。ヘゲモニーを1/4に再プレイするのでその後で確定させます
1. 7 Empires
2. オーシェミン
3. プレイアナザーデイ
4. ドラゴンキーパー
5. クランズ&グローリー
6. 完熟バナナ島
7. 蒼天之死
8. Revolve!
9. ギャングポーカー
暫定10. ヘゲモニー
ださい二十世紀日本ヒットチャートの件、ミュージシャンがスターダム挑戦権を得るためにださい曲を書かざるを得なかったって側面にも触れておかないと、米米CLUBのShake Hip(ださくない!)が浮かばれない
ヘゲモニーは10位で確定。面白さだけでいうとだいぶ足りてない気もするんだけど(ルール量の割にみんな暇なのよね本作)、イベントドリブンでもウォーゲームでもない、経済モデルベースの非対称マルチを文句なく成立してると言える所まで初めて持ってきた功績はでかいので
https://x.com/PseudoMatagi/status/1874345238178763244?t=swtfars8cpA8wGkoNHTXxA&s=19
ルイ十四世、のリメイクのマフィオズーを遊びました。元々歴史的には重要だけどたいして面白いわけではない、という立ち位置のゲームで、そのへんは別に改善されてはないものの、同じ根幹の上に悪趣味な装飾をへばりつけた駄作が後に大量に現れたせいで、本作の単純さが潔く好ましいものに感じられたり
トマト&オニオン立川店にきました。すかいらーく傘下のチェーンですが創業が舞鶴ってこともあってか出店が近畿と北陸に固まってて、東京ではここ立川店(泉体育館駅から1kmくらい)しかないとのこと。中身は旧すかいらーくとステーキガストのあいのこに脱法さわやかのエッセンスを振りかけた感じ
ちょっと脱法さわやか成分が脱法すぎねえかなあという気はする。東京ですかいらーく名義じゃやりづらい事を西日本の子会社使ってこっそりやってんじゃないですかねみたいな邪推が…
Age of Steam: Union Pacific Express マップを3人で遊びました。蒸気の時代の初プレイ時に感じていた不満(プレイ時間が長い、商品補充がめんどい、タイルがぐちゃぐちゃするのもめんどい)を概ね解消する大変素晴らしい出来のマップで、もう3-4人ゲームの時はこれが標準でいいんじゃないだろうか
こうなると5人でも同様にシンプルで短い(2時間以内)蒸気の時代ができないだろうかという欲が出て、とりあえずParis拡張マップを注文してみました
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの、「ホワイトライト/ホワイトヒート」は文句なく名盤ってことでいいとして、他のはそんな全体通して良いアルバムかなあ。いや確かにバナナのやつと3rdは名曲が入ったアルバムだとは思うけど
おっさんなのでおっさんらしくおっさんらしい腕時計をいくつか買おうと思い立ち、ついでなので腕時計屋のウェブサイトとか腕時計YouTuberの動画とか腕時計マニアのツイートなどを見てみたのだけれど、そこで展開されてる主張やうっすら共有されてるらしい価値観があまりにも異世界
テキストやら動画やらを見回った私の解釈では、現在の高級腕時計のベースにある価値観は寄木細工みたいな趣味の工芸品のそれで、「可能な限り複雑な機械、および、その複雑な機械を永遠に修理可能たらしめるシステム、そしてそのシステム維持を保証するブランド」の三つ組が価値の源泉になっている
二十世紀中盤の高級腕時計の価値観は割と単純かつ工業的で、正確な時計が偉く、もちろん頑丈な時計も偉く、薄く小さくできるならそれもまあ偉い、という感じだったのが、1969年の水晶式腕時計の登場が全てを変えてしまい、現在の価値観はその後で築かれた、端から見るとだいぶ倒錯したものになっている
GMT(※別の国における時刻を同時に表示する機能)みたいな付加機能は1960年代には実用性をもって実装されていたんだが、誰でも$200のAndroidを持ち歩けるし実際そうしている2025年では、これらの機能は…何なら時刻の正確性すらも…意味を喪失していて、ただ機械の複雑性(価値!)にのみ貢献している
現在、クォーツに対する機械式の優位性ってことになっているのが「メンテすれば永遠に動く」点で、だからメンテの為のシステムを維持してる老舗高級ブランドは偉いって話にもなるんだが、歯車の替えをストックするのがシステムに含まれるなら、ICとクォーツの替えを用意できるようにしとけばよくない?
そのような諸々を全て理解はした上で、それでも工芸品的共同幻想の構築という道を毅然と選んだのが1990年代以降の高級腕時計業界で、驚くべきことに※少なからぬユーザも全てを理解した上でこの世界の再構築に付き合ったから(※だって数百万とか払わないといけないのよこの寄木細工)現在があるわけで
だから、いま敢えて腕時計を巻くというのは、そのような諸々に対する自らの態度を表明する、って意味にどうしたってなるんで、しぜん腕時計の人たちの言葉もすっごい屈折してたり韜晦があったりするんです。いやほんとびっくりしますよ。
(更にツイストをかけているのは、スイス周辺の時計業界はクオーツショック以前にも、懐中時計から腕時計への移行とか時計師の時代から工業化の時代への移行とかいう変遷を踏んでるらしく、ロレックスやオメガみたく工業化でのしてきた所と、ブレゲみたいな時計師の時代からのブランドが混在してる)
高級時計の着用は、高度かつ無用な達成こそ文化の真髄でありこれを経済的に支える我こそが上流なのだという主張で、だからこそ現ローマ法王が着用するチープカシオはそのような退廃的蕩尽への批判になるんだが、問題は俺に高級時計を巻く財力がないのでチープカシオを付けても法王的な含意が発生しない
あとはまあ、共同幻想が価値を支えてること自体は、宝飾も貨幣もそういうもんだし別にいいんだけど、一応は工業の名を冠した大学を恥ずかしい成績ではあれ出た身としては、構造を複雑にした上でそれを維持するのが偉いってルールには、ちょっと美意識的に頷けない。やっぱ機械は単純なほうが偉いっすよ
そういうわけなので、俺は俺のおっさん腕時計を巻くために必要な幻想を自前で調達してこないといけません
数千円~3万程度の中古腕時計を色々1ダースくらい買ってみることにしました。写真はなかでは高めのやつ。1950か60年代頃の手巻き機械。文字盤は購入者が全面的に描き替えてる(redialって言うそうで)ので骨董としての価値はほぼない。なぜかベルトがエンポリオアルマーニ製ってなっててすごく怪しい
何故そんな怪しい物に数万も出したのかって話にしかならないけど、そのredial文字盤が、クールめのデザインなのに手書きっぽい微妙なよれがあって大変可愛かったのと、機械を作ってるジラールペルゴという会社(本物なら…)が日本に初めて西洋式機械時計を持ち込んだ所らしくちょっとロマンがあった
鉄道の人の間で名高いらしいシチズン製手巻き時計、通称「国鉄ホーマー」。1960年代中盤から80年代初頭まで、国鉄職員に一律支給(貸与)された別注品とのこと。なにせ大量に作られてるのでお安く手に入ります。裏に支給年と管轄地の刻印入り。誕生年の時計を着ける恥ずかしめのロマン目的で買いました
こっちは近所に本社と本店があるってだけの理由で買ったKnotという時計ブランドのクォーツ。中身の機械はシチズン製なので言ったらチープカシオと同じジャンルのやつ(チープカシオのアナログって中身シチズン製なんですって!)。新品でも安い時計だけど中古なのでそれこそチープカシオ並の値段で買えた
腕時計をいろいろ買った後で、けっきょく機能でいえばシチズンが十年前に出したアテッサF150かF900の中古を5万かそこらで買えば全部まかなえるよなあ、という認識がとくだん更新されていないことに気づく (※カシオのが好きならオシアナスG2000でも同じ。セイコーのアストロンはもうちょい高い印象
いやまあ機能で言うなら、チープカシオに電池10年持つモデルがあったり、二次電池の交換が結局10年くらいで必要になったり、それを言うなら時計自体のオーバーホールが10年くらいで必要になるのに、ソーラー充電ってほんとに必要なのか、という疑問もあるわけだけども
Mopsen/よくばりパグ(gp 2019)。アンドレアス・ペリカンが五年くらいに出したらしいトリックテイキングゲーム。話題になった記憶が全然ないけど出来はとてもよいです
こないだ「わー近所に時計ブランドがある! Knot っていうんだって!」とか書いたばかりなんですけど、シチズンも本社が田無なのでだいぶご近所の会社なのでした
デジタル液晶ウォッチは別としてアナログ文字盤の時計に関してはチープカシオよりチープシチズンのが若干安い印象