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今のライダーはもっと玩具に求めるハードルは高いし(それでもクウガは当時としてはもうめちゃくちゃに玩具売りまくったけども)
そもそもここまで人間ドラマをきっちり作らせてくれない気がする
ツイにも書いたけど、クウガ、とにかくラスト周辺の話がいまいちぼんやりしていて、なんでだろうと思ったら、そもそもドラマの組み立て自体があまりに静かでラストに向けて大盛りあがり!クライマックス!みたいな作風と真逆だからと分かった
今までずっと戦ってきた怪人の親玉みたいなのと戦う歳、いつも以上の電気ショックをチャージしたところ変身できたのがいわゆる黒のクウガで、両足ライダーキックを食らわせヤッター!となった翌週もうその最強フォームがラスボスに敗北したところからスタートしてんのよね
でその週がやばいのが、五代が今まで出てきたひとたちに遺言を残して回って終わる、という(登場人物たちの背後で、ラスボスによる大破壊の凄まじさがほんとうにすこしだけ描写される)
最終回ではついに最強フォームであるアルティメットフォームが登場するわけですが…
アメイジングマイティもアルティメットフォームも出番少なすぎやろがい!!!
クウガ、まじですごいなと思うのが、この最終局面、ラストの際の際に榎田さんの母子家庭の問題をもってくるところ(今それどころじゃないだろ!
榎田さんはクウガにおけるバックアップ担当の一人で、最終局面においては神経断裂弾とかいうグロンギ絶対殺す弾を作って、ある意味グロンギとの戦いを終わらせるウーマンなんだけど、その多忙さで一人息子とすれ違いが多く、ついに母親として巨大な壁に突き当たってしまう回が挟まるんだけど
クウガがグロンギと戦っているその間に一般の人たちもまたそれぞれの戦いと向き合っていくことで、超克を表していくのなるほどなになる
五代の妹は保育士なので、作中に保育園児がちょくちょく出てくるんだけど、園児たちもまた大人たちが不安にしているので自分も不安だとか、あるいは友達とケンカしただとかみたいなストレスに晒されていて、しかしそれと向き合っていくそれが戦いみたいなことを描いているんだよな…
やっぱり良くも悪くも、平成のあの当時に仮面ライダーが復活した意味みたいなものを作品が描く必要があったんだろうなあみたいなのをやっと受け取れたというか
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これ、ツイについたリプライの一発目にスピード感がありすぎたのでシェアします
https://twitter.com/kazehana000/status/1364466775128113155?s=20
それはそれとしてウマ娘、絵柄もそうだけど塗りもモダンだなーになってる
https://twitter.com/3m_0l/status/1364658737286242304?s=20