クリスタル・ガラスのアジサイ
http://www.hakone-garasunomori.jp/garden/crystal/ajisai.html
展示期間:8月中旬まで。太陽光と風に輝くクリスタル・ガラスのアジサイ。初夏の庭園を彩ります。
クリスタル・ガラスのアジサイ
http://www.hakone-garasunomori.jp/garden/crystal/ajisai.html
展示期間:8月中旬まで。太陽光と風に輝くクリスタル・ガラスのアジサイ。初夏の庭園を彩ります。
収蔵作品のご紹介:レース・グラス樽形容器
(16世紀|ヴェネチア)
胴部中央が膨らんだ樽形の容器で、小さな気泡の入った無色透明の胴部は、下玉の段階でレース・グラス棒を4本横に巻いた後、モール型で成形されている。 レース・グラス棒を巻き付けた部分には金彩も施されている。また、胴部は木の樽に似せたのか、 浅い凹凸で縦に12分割されている。底部は台が培着されていて、10分割されるとともに金彩が施されている。器の内側下部にアイス・クラック(氷裂模様)の入った中空の玉が付けられている点に特徴がある。ヴェネチアン・グラスには器の内部に玉を付けるという類例はあるが数は少なく、 器とは別の色ガラスで作られている例もある。なお、この玉がどういう目的で付けられているかは不明である。形式と技法からヴェネチア製と推定されるが、チロル地方に移住したヴェネチア人のガラス工人によって作られたファソン・ド・ヴェニスである可能性もある。
展示作品のご紹介:レース・グラス角形酒器
17世紀|ヴェネチアもしくはファソン・ド・ヴェニス
2種類のレース棒を使って作った角形のレース・グラス酒器で、口に金具の栓が付けられ、背に2箇所の紐通しが、ガラス紐を熔着して作りつけられている。この角形レース・グラス酒器は、17世紀に流行した作品と思われ、ヨーロッパ各地の美術館に所蔵されている。ドイツのプロイセン国立博物館の他、数例がある。ワインを容れる携帯用のボトルで、野外の宴会用の什器である。
~響き合う東西の美~ ガラス・アートの世界
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/east_west.html
クリスタル・ガラスの水上花火
https://www.hakone-garasunomori.jp/garden/crystal/hanabi.html
展示期間:2023年7月1日から10月15日(予定)
このオブジェは約4万8千粒のクリスタル・ガラスで作られており、朝、昼、夕暮れ時と太陽の当たり方で刻一刻と表情を変える、世界でただ一つの日中でも美しい「水上花火」です。