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最近、熱力学要論読んでるんだけど、この本最高なんだよね
一般的な熱力学の教科書とはちょっとアプローチが違うんだけど(いきなり確率から入るし)
何が最高かって、まずエントロピーをボルツマンの公式使って導入し、さらに外界の$\Delta S$を表すためにエンタルピーを導入し、最終的にギブスエネルギーが全宇宙の$\Delta S$を表している、というとこまでやってくれるとこ
なぜ氷は273K以上で存在しえないのに水蒸気は373K以下でも存在しえるのか?
融解反応には平衡定数という概念がないのに、なぜ普通の反応には存在するのか?
なぜギブスエネルギーと平衡定数の間にあんな関係が成立するのか?
このあたりを理解できる良書。アハ体験をありがとう。