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五年目の春も半ば老い込んだ或る日の朝であった。彼は深川佐賀町の寓居で、房楊枝《ふさようじ》をくわえながら、錆竹《さびたけ》の濡れ縁に萬年青《おもと》の鉢を眺めて居ると、
谷崎潤一郎 刺青 https://www.aozora.gr.jp/cards/001383/files/56641_59496.html

純度100%の日本語なのに何言ってんだか全然分かんなくてドキドキしちゃった。ファンタジーを感じる。辞書引きながら文章読むの楽しい。

・老い込む:年をとって体力や気力が衰える。
・寓居(ぐうきょ):①一時的に身を寄せること。また、その住まい ②自分の家をへりくだっていう語
・房楊枝:柳や竹の一端をくだいて房のようにした楊枝。打ち楊枝。
・錆竹(さびだけ):枯れて表皮に錆のような斑点を生じた竹。また、硫酸で焼いて錆色をつけた竹。
・濡れ縁(ぬれえん):雨戸の敷居の外側に設けられた雨ざらしの縁側
・万年青:ユリ科の多年草。園芸品種が多い。

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20年前に組み立てたパソコンのHDDがとうとういっぱいになってきて、電源の様子も怪しいし買い替えを検討中。記憶装置にSSDを選ぶのがデフォルトになってるっぽくてビビってる。だ、だいじょうぶ?SSD怖くない?すべての知識が20年前で止まってる。ヤバイ。

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ジャンプラで過去1わかりやすい解説見た
シニフィアンとシニフィエ

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