https://twitter.com/KOKAMIShoji/status/1362773332064497669?s=19
40年も作家をやっていると「表記の統一」がどんどん厳格になっているようで気が滅入ってくる。書く側からすると「ダメ」と「だめ」と「駄目」は全部ニュアンスが違うから、ページで書き分けるのは当たり前なのに、全てを同じにすることが当然のように校正者は思っている。昭和の文豪は不統一が多いのに
これ個人的に「作者への信頼性」みたいな些細な問題なんじゃないかと疑ってるやつだ。校正するとき、もしかして詩人の原稿なら確認に留めてない?
私はガチガチに解釈を迫ったりはしないし書いてる内容は詩に近いと思ってるので(あんなに書いといて?)、表記ゆれに見えてそうじゃないつもりなんだけど、読者がそう思ってくれるかは別の問題なので銀の稲穂団のお話はせめて地の文だけ統一した(セリフはキャラの個性を発揮するための大事な部分なので揺れてると言われようと「そいつはお前の気のせいだ」と言い張る)
「詩に近い」って自称するのは物語を書き出すよりも、感情のエモを書き出す方が脳汁出て楽しいから、ってのが根拠なだけだけど。実際のところ読んでもらってどう思われるか読者のものだからわかんない。ただまあ読者に信頼される作者になりたいワン
🐶