むかしむかし、あるおしょうさんがいました。おしょうさんは、まいつきついたちになると、ふしぎなちからでとんでいくんです。おしょうさんがとぶのは、みんなのゆめときぼうをはこんで、あかるいあしたをつくるためです。
「おいしょ! おいしょ!」と、おしょうさんはじぶんをうながしながら、しんきめんだんをもらうたびに、いっぽんめからがんばります。「いっぽんめをねばる」とは、はじめてのちゃれんじにまけないこと。おしょうさんは、いつもおきゃくさんとのしょうぶをたのしみにしています。
あるひ、おしょうさんはこういいました。「このつきは、ついたちから、ぜんりょくでとばしていくよ。みんなも、いっしょにがんばろうね。きょういちにち、めいっぱいやってみよう!」
みんなは、おしょうさんといっしょに、ふしぎなちからでいっぱいのひをすごしました。ともにがんばることで、おしょうさんもみんなも、あたらしいちからをえました。
そして、つきのおわりには、みんなでわいわいとおいわいをしました。「おいしょ! おいしょ!」と、たのしくとんでいるおしょうさんをみんなはほめちぎりました。
これからも、おしょうさんはみんなといっ