いつも「おしまいの弁当」(麦ご飯を握っただけのおにぎりとふりかけとバナナとか、
ベビーリーフの上に蒸した鶏胸肉乗せただけとか)を持ってって一人でパクパクしてたんだけど、最近は職場の人と一緒にご飯タイムになってるから、今日ひっっさしぶりにまともなお弁当作った
いつも「おしまいの弁当」(麦ご飯を握っただけのおにぎりとふりかけとバナナとか、
ベビーリーフの上に蒸した鶏胸肉乗せただけとか)を持ってって一人でパクパクしてたんだけど、最近は職場の人と一緒にご飯タイムになってるから、今日ひっっさしぶりにまともなお弁当作った
やっぱりねぇ、最初と最後で登場人物の印象が変わる作品は面白いねぇ。
個人的には福山雅治演じる良多が「悪い父親」みたいに思われてしまうと、感情で子供を怒鳴るわけでもないし、子供を無視しているわけでもないし、しっかり稼いでいるんだからこれはこれで理想の父親では?みたいに擁護したくなってしまう。そう感じるのは私が斎木家みたいな環境で育ったから、自分と違う環境への憧れているだけかも。最後、良多の中の父親や家族というものに変化が訪れ、絆もより深くなっていくんだろなって実感できたのが嬉しかった。
あとこれも個人的な感覚だけど、赤ちゃんを取り替えた看護師、良多が許しても私は許せなかった……勝手に嫉妬して犯行して赤ちゃん二人の人生を狂わせるなんて……許せねぇよ……犯人だと名乗り出たのは反省してたからかもだけど(時効になったから言い出したかもだけど時効なら謝罪する必要もないじゃん?良多は取り違えが起きた経緯を一番気にしてたから病院側がしっかり原因を見つけたうえで謝らせたってだけならほんと最低の人間……)『誠意』を突き返されて、「謝罪の気持ちですから…(受け取って下さい)」って一言あるならまだしも、スッと受け取ったのが、ほんとに『誠意』なのか??って感じて嫌だった。っても、金で解決しようとする姿勢をえがいちゃだめだろから難しいシーンだとは思う…ただあの看護師は「赤ちゃんを入れ替えてスッとした」うえで今は継子と仲がいいとか、こいつが不幸になってくれんか!?!?!?!?!!!!って思ってしまったけれど、この作品のテーマの「家族愛」に反する感想だし、まあ最終的に良多と慶多が真の親子になれてよかったねエンドだからまあ……ね!!
あとこういう作品で子供を作りたいけど作れない夫婦を見ると、子供は作れるのに作らない夫婦もいるという人生の不公平をいつも再確認して悲しくなる。自分が五体満足なのに自死の願望があった時期とか、今も適当に生きてるのが悪いことをしてるみたいで胸が締め付けられる。(というか自分もお気楽に生きすぎてるので、責められたり嫉妬を向けられたら怖いなと思ってるのかも)
とまあ、感情が揺り動かされたり、色々と考えさせられるテーマですごかったんだけど、なにより演出が的確で!いいシーンは良く、しんどいシーンはしんどく描いてくれた。カメラのデータ見るシーン泣けたよ……父親として愛されてたんだ。斎木家で慶多が良多を避けるとこ、斎木家に懐いて帰りたくないのかなってよぎったけど、ミッションを守ってくれてたのかな……半々かな……でも慶多はパパ大好きなのに(電車のシーンでお母さんに「このまま二人で遠くに行こうか」って言われて「パパは?」って聞くの切ないかわいい)パパ以上に愛してくれるおじさんおばさんがいるって言われたら子供はめーーっちゃ傷つくと思う。でも、軽率に言ったわけではなく、傷つけてでも新しい家族に馴染ませなければ、みたいな葛藤も感じるからさ〜やっぱ不器用な良多に幸せになってほしいんだよ。
書きたいことまだあるけど散文すぎるのでこのへんにしておきます。いい映画だった。