担任と思われる男性教諭(顔は知らない人)に引率され、中学の頃の友人たちと雑談しながら駅に向かって歩いていた。
駅に入る階段に差し掛かったところで、担任と近くにいたおじさんとで何やら揉めており、担任がおじさんの胸ぐらを掴んで怒鳴りながら突っぱねた。
するとおじさんは荷物の中から刃渡り1m近くある刀を取り、ゆっくりと鞘から抜くと、突進しながら担任に向けてひと突き。担任の肩口を貫いた。
よろめく担任を見て呆気にとられていると、おじさんは同じ刀をもう一本取り出して「それでは!」と叫びながら自分の首を切り落とし、血を撒き散らしながら膝から崩れ落ちた。
現場は騒然とし、周囲からすぐに通報の声が聞こえた。俺はなぜか変に落ち着いており、長い刀が刺さったままの担任に「つらいけどそのまま動かさないで、通報は済んでるみたいだから」と声をかけた。
最初にかけつけた駅係員が応急処置をするのを横目に、「なぜこんなことに…」と頭を抱えたところで目が覚めた。