匿名ぼ民の投稿用Play、UI投稿時のオプションとかめちゃめちゃしっかり作られてて #匿名ぼ民の投稿
playを使ってこのアカウントから匿名で投稿ができます
play: https://voskey.icalo.net/play/9mlnixen0v
匿名投稿用ダグ: #匿名ぼ民の投稿
昇降口を出ると雨が降っていた。木々に、草木に、コンクリートやアスファルトに。あらゆる場所に落ちて跳ねる水滴がしとしとという音を作り上げている。
「雨か……」
5限が終わった時には雨は降っていなかったし、こんなに早く降り始めるとは思わなかった。朝見た天気予報では夜になるまでは振らないって言っていたのに。最近の天気予報の精度は上がったのではないのか。憂鬱だ。帰宅部の私は家に帰っても特にやる事がないので、自習室で宿題を済ませてから帰っているが、それが裏目に出た。どうせ雨の中帰るなら部活でもやってから帰りたいところだけど、あいにくこの高校には女子バスケットボール部がない。忌々しい。
……と、普段なら少しイライラしている状況だけど、今日の私には特別な傘がある。父親から借りた女子高生が持つには少し大きな灰色の傘。傘専門店で買ったという撥水性能抜群の高級志向な傘。ずっとこれを試してみたかったのだ。バサッと開いた時の音も心做しか上質に聞こえる。ああそうか、止め鋲にバネが入っているのか。親骨もコの字型の金属製のものではなく細い円柱状の樹脂製だ。しかし、少し重いな。やっぱり折り畳み傘を使おうか……?いや、これで濡れないのなら多少重いくらい甘んじて受け入れよう。秘密兵器の観察を終え雨粒の中へ足を踏み出す。ばたばたと傘地に雨粒が当たるが、するすると水滴が固まり、そして落ちる。土砂降りでもないのにこれは凄い。
独りで感動していると後ろから声がかかった。
「おーい!詞音〜!」
振り返ると、そこにはローファーに爪先だけ突っ込んでパタパタと転びそうな音を立てながら走って来る湊音が居た。
「危うく置いてかれるところだったよ〜」
「先帰ったと思ってた。遅いけどどうしたの?」
「実は今日数学の教科書を忘れちゃってさ、先生に借りてたから返しに行ってたの。なかなか来なくてさぁ」
「あー、そういえばそう言ってたね」
「で、お願いがあるんだけど」
「何?」
「駅まで傘入れて!」
「折り畳み傘あるけど、使う?」
私はスクールバッグの奥から折り畳み傘を出そうとすると、靴を履き直している湊音から予想外の要望が飛んできた。
「いや、詞音と相合傘したい」
「肩か鞄が濡れるから嫌だ」
「私の青春に付き合ってよ」
お願い!と手をパチンと合わせる湊音。湊音の『青春』というワードはガチだ。この『青春』に対して非常に頑固だという事を私は入学からの半年で学んできた。拒否してもしつこく食い下がるだろう。ならば、
「仕方ないなぁ。」
渋々了承するしかない。湊音はよっしゃ!と小さくガッツポーズをしてから、私を見て
「ありがとう!」
と、顔いっぱいに感謝を表現した。それがあんまりにもニッコニコで眩しかったから、私は思わず顔を逸らしてしまった。
「大袈裟だなぁ。行こう」
折角良い傘を差しているんだ。偶にはこういう事があっても良いか。
65cmの傘と言っても2人で入れば私は左肩が、湊音は右肩が濡れる。湊音は鞄を抱いて一生懸命濡れまいと小さくなっている。ちょっと可愛い。
「青春リスト、また1つ埋まったよ」
「それは彼氏じゃないと有効にならないんじゃないの?」
「彼氏できないんだもん。細かい事はいいのいいの」
子供っぽく膨れてみたり楽しそうに喋ってみたり。こんな湊音をクラスの男子は知らない。知っていれば流石に放ってはおかないはずだ。
「もっと話しかけてこ?」
「緊張して……ね」
「それにしたってガチガチだよ」
「だってー!」
この双葉湊音という女子は、青春らしい事に飢えている癖に男子の前では緊張で何も喋れなくなってしまうのだ。容姿も頭も悪くないのに、残念な特性のために思うような青春が送れないのはちょっと可哀想ではある。嘘。ちょっと面白い。
「でもね、詞音。相合傘、男子じゃなくて詞音で良かったかも」
「え?」
思わず湊音の方を向いてしまう。歩くペースも自然と落ちる。ニシシと言いそうないたずらな表情で私を見る湊音。その顔は陽が差してない雨天の下でも明るく見えた気がした。
「いや、ほら、安心感が違うよ、詞音は」
「なんだそりゃ。てか何でその顔を男子にしないんだよ!」
見せなくて良いよ、男子には勿体ないから。意味不明な台詞はともかく、不覚にもそう思ってしまった。私は少しだけ傘を湊音の方へずらす。湊音の肩が濡れないように。少しだけ『彼氏』っぽい事をしてみたくなったのだ。
「詞音、肩濡れてない?」
「え、いいよこのくらい。」
問題:私はだーれだ? #匿名ぼ民の投稿
昇降口を出ると雨が降っていた。木々に、草木に、コンクリートやアスファルトに。あらゆる場所に落ちて跳ねる水滴がしとしとという音を作り上げている。
「雨か……」
5限が終わった時には雨は降っていなかったし、こんなに早く降り始めるとは思わなかった。朝見た天気予報では夜になるまでは振らないって言っていたのに。最近の天気予報の精度は上がったのではないのか。憂鬱だ。帰宅部の私は家に帰っても特にやる事がないので、自習室で宿題を済ませてから帰っているが、それが裏目に出た。どうせ雨の中帰るなら部活でもやってから帰りたいところだけど、あいにくこの高校には女子バスケットボール部がない。忌々しい。
……と、普段なら少しイライラしている状況だけど、今日の私には特別な傘がある。父親から借りた女子高生が持つには少し大きな灰色の傘。傘専門店で買ったという撥水性能抜群の高級志向な傘。ずっとこれを試してみたかったのだ。バサッと開いた時の音も心做しか上質に聞こえる。ああそうか、止め鋲にバネが入っているのか。親骨もコの字型の金属製のものではなく細い円柱状の樹脂製だ。しかし、少し重いな。やっぱり折り畳み傘を使おうか……?いや、これで濡れないのなら多少重いくらい甘んじて受け入れよう。秘密兵器の観察を終え雨粒の中へ足を踏み出す。ばたばたと傘地に雨粒が当たるが、するすると水滴が固まり、そして落ちる。土砂降りでもないのにこれは凄い。
独りで感動していると後ろから声がかかった。
「おーい!詞音〜!」
振り返ると、そこにはローファーに爪先だけ突っ込んでパタパタと転びそうな音を立てながら走って来る湊音が居た。
「危うく置いてかれるところだったよ〜」
「先帰ったと思ってた。遅いけどどうしたの?」
「実は今日数学の教科書を忘れちゃってさ、先生に借りてたから返しに行ってたの。なかなか来なくてさぁ」
「あー、そういえばそう言ってたね」
「で、お願いがあるんだけど」
「何?」
「駅まで傘入れて!」
「折り畳み傘あるけど、使う?」
私はスクールバッグの奥から折り畳み傘を出そうとすると、靴を履き直している湊音から予想外の要望が飛んできた。
「いや、詞音と相合傘したい」
「肩か鞄が濡れるから嫌だ」
「私の青春に付き合ってよ」
お願い!と手をパチンと合わせる湊音。湊音の『青春』というワードはガチだ。この『青春』に対して非常に頑固だという事を私は入学からの半年で学んできた。拒否してもしつこく食い下がるだろう。ならば、
「仕方ないなぁ。」
渋々了承するしかない。湊音はよっしゃ!と小さくガッツポーズをしてから、私を見て
「ありがとう!」
と、顔いっぱいに感謝を表現した。それがあんまりにもニッコニコで眩しかったから、私は思わず顔を逸らしてしまった。
「大袈裟だなぁ。行こう」
折角良い傘を差しているんだ。偶にはこういう事があっても良いか。
65cmの傘と言っても2人で入れば私は左肩が、湊音は右肩が濡れる。湊音は鞄を抱いて一生懸命濡れまいと小さくなっている。ちょっと可愛い。
「青春リスト、また1つ埋まったよ」
「それは彼氏じゃないと有効にならないんじゃないの?」
「彼氏できないんだもん。細かい事はいいのいいの」
子供っぽく膨れてみたり楽しそうに喋ってみたり。こんな湊音をクラスの男子は知らない。知っていれば流石に放ってはおかないはずだ。
「もっと話しかけてこ?」
「緊張して……ね」
「それにしたってガチガチだよ」
「だってー!」
この双葉湊音という女子は、青春らしい事に飢えている癖に男子の前では緊張で何も喋れなくなってしまうのだ。容姿も頭も悪くないのに、残念な特性のために思うような青春が送れないのはちょっと可哀想ではある。嘘。ちょっと面白い。
「でもね、詞音。相合傘、男子じゃなくて詞音で良かったかも」
「え?」
思わず湊音の方を向いてしまう。歩くペースも自然と落ちる。ニシシと言いそうないたずらな表情で私を見る湊音。その顔は陽が差してない雨天の下でも明るく見えた気がした。
「いや、ほら、安心感が違うよ、詞音は」
「なんだそりゃ。てか何でその顔を男子にしないんだよ!」
見せなくて良いよ、男子には勿体ないから。意味不明な台詞はともかく、不覚にもそう思ってしまった。私は少しだけ傘を湊音の方へずらす。湊音の肩が濡れないように。少しだけ『彼氏』っぽい事をしてみたくなったのだ。
「詞音、肩濡れてない?」
「え、いいよこのくらい。」
問題:私はだーれだ? #匿名ぼ民の投稿
おい、結月姉妹百合書けよ
なぁ、結月姉妹百合書けよ
どうして結月姉妹百合を書かないんだ?
:yudukisimaiyuri_ha_dousita:
#匿名ぼ民の投稿
六花……ダメよ、こんなところで……
先輩……良いじゃないですか、千冬ちゃんが来るまでまだ時間はありますから、それまでに済ませて仕舞えばいいんですよ
そんなこと言ったって、六花1度始めたらなかなか終わらないじゃない……
だって先輩とやるの好きなんですよ、それに先輩だってノリノリだったじゃないですか
あ、あれは気持ちよくて!!
じゃあその気持ちがいいの、もうやらなくて良いんですんね?
そ、そんなこと言ってないじゃない!
じゃあやりましょう
わ、わかった……
準備は良いですか?
ええ、いつでもいいわ
それじゃあ始めますね……
『ぷよぷよ!!』
#匿名ぼ民の投稿
<風邪ですか?叩けば治りますよ。
🤜
:vomin:<オーアッ
:voti::rei_zumo_anim:
#匿名ぼ民の投稿
目が覚めました。昨日一緒に寝たはずのあね様の姿はすでに寝床から消えていました。耳を澄ますと下から何か物音が聞こえてきす。たぶんあね様が何かしているでしょう。
よさりは上半身を起こして鏡を見ました。鏡には寝癖だらけのよさりの姿が写っています。……やっぱり鏡を見ると、自分の子供時代(子供だった時期はげんみつにはないけれど、まぁとりあえずそう呼んどきましょう)を見るような感じがします。そういえば鏡時代のよさりの持ち主は今何をしているんだろう……?……いや何年も前のことだからもう死んじゃってるか。
とりあえず寝癖を押さえつけることに成功したので下に行きます。今日はAIVOICEの皆さんとはじめてお会いする日です。そう考えると正直言ってかなり緊張してきます。うまくやれるといいけど……まぁ始まる前から心配してても、どうにもならないので、とりあえずがんばろーー!!おー!!
#匿名ぼ民の投稿
匿名絵文字農家ですチャンネル投稿は迷惑そうなんでやめときます
▼1
①:kandou_sitenai:
②ジェネレータ/元ネタのみ
③丸ゴ/極太
④感動してない時に
⑤感動してない かんどうしてない #匿名ぼ民の投稿
:mochiko_face_byashbee:
型娘のもち子さん @fake_mochiko
おいら、もち子さんだもち!
#匿名ぼ民の投稿
:mochiko_face_byashbee:
型娘のもち子さん @fake_mochiko
#匿名ぼ民の投稿
昇降口を出ると雨が降っていた。木々に、草木に、コンクリートやアスファルトに。あらゆる場所に落ちて跳ねる水滴がしとしとという音を作り上げている。
「雨か……」
5限が終わった時には雨は降っていなかったし、こんなに早く降り始めるとは思わなかった。朝見た天気予報では夜になるまでは振らないって言っていたのに。最近の天気予報の精度は上がったのではないのか。憂鬱だ。帰宅部の私は家に帰っても特にやる事がないので、自習室で宿題を済ませてから帰っているが、それが裏目に出た。どうせ雨の中帰るなら部活でもやってから帰りたいところだけど、あいにくこの高校には女子バスケットボール部がない。忌々しい。
……と、普段なら少しイライラしている状況だけど、今日の私には特別な傘がある。父親から借りた女子高生が持つには少し大きな灰色の傘。傘専門店で買ったという撥水性能抜群の高級志向な傘。ずっとこれを試してみたかったのだ。バサッと開いた時の音も心做しか上質に聞こえる。ああそうか、止め鋲にバネが入っているのか。親骨もコの字型の金属製のものではなく細い円柱状の樹脂製だ。しかし、少し重いな。やっぱり折り畳み傘を使おうか……?いや、これで濡れないのなら多少重いくらい甘んじて受け入れよう。秘密兵器の観察を終え雨粒の中へ足を踏み出す。ばたばたと傘地に雨粒が当たるが、するすると水滴が固まり、そして落ちる。土砂降りでもないのにこれは凄い。
独りで感動していると後ろから声がかかった。
「おーい!詞音〜!」
振り返ると、そこにはローファーに爪先だけ突っ込んでパタパタと転びそうな音を立てながら走って来る湊音が居た。
「危うく置いてかれるところだったよ〜」
「先帰ったと思ってた。遅いけどどうしたの?」
「実は今日数学の教科書を忘れちゃってさ、先生に借りてたから返しに行ってたの。なかなか来なくてさぁ」
「あー、そういえばそう言ってたね」
「で、お願いがあるんだけど」
「何?」
「駅まで傘入れて!」
「折り畳み傘あるけど、使う?」
私はスクールバッグの奥から折り畳み傘を出そうとすると、靴を履き直している湊音から予想外の要望が飛んできた。
「いや、詞音と相合傘したい」
「肩か鞄が濡れるから嫌だ」
「私の青春に付き合ってよ」
お願い!と手をパチンと合わせる湊音。湊音の『青春』というワードはガチだ。この『青春』に対して非常に頑固だという事を私は入学からの半年で学んできた。拒否してもしつこく食い下がるだろう。ならば、
「仕方ないなぁ。」
渋々了承するしかない。湊音はよっしゃ!と小さくガッツポーズをしてから、私を見て
「ありがとう!」
と、顔いっぱいに感謝を表現した。それがあんまりにもニッコニコで眩しかったから、私は思わず顔を逸らしてしまった。
「大袈裟だなぁ。行こう」
折角良い傘を差しているんだ。偶にはこういう事があっても良いか。
65cmの傘と言っても2人で入れば私は左肩が、湊音は右肩が濡れる。湊音は鞄を抱いて一生懸命濡れまいと小さくなっている。ちょっと可愛い。
「青春リスト、また1つ埋まったよ」
「それは彼氏じゃないと有効にならないんじゃないの?」
「彼氏できないんだもん。細かい事はいいのいいの」
子供っぽく膨れてみたり楽しそうに喋ってみたり。こんな湊音をクラスの男子は知らない。知っていれば流石に放ってはおかないはずだ。
「もっと話しかけてこ?」
「緊張して……ね」
「それにしたってガチガチだよ」
「だってー!」
この双葉湊音という女子は、青春らしい事に飢えている癖に男子の前では緊張で何も喋れなくなってしまうのだ。容姿も頭も悪くないのに、残念な特性のために思うような青春が送れないのはちょっと可哀想ではある。嘘。ちょっと面白い。
「でもね、詞音。相合傘、男子じゃなくて詞音で良かったかも」
「え?」
思わず湊音の方を向いてしまう。歩くペースも自然と落ちる。ニシシと言いそうないたずらな表情で私を見る湊音。その顔は陽が差してない雨天の下でも明るく見えた気がした。
「いや、ほら、安心感が違うよ、詞音は」
「なんだそりゃ。てか何でその顔を男子にしないんだよ!」
見せなくて良いよ、男子には勿体ないから。意味不明な台詞はともかく、不覚にもそう思ってしまった。私は少しだけ傘を湊音の方へずらす。湊音の肩が濡れないように。少しだけ『彼氏』っぽい事をしてみたくなったのだ。
「詞音、肩濡れてない?」
「え、いいよこのくらい。」
問題:私はだーれだ? #匿名ぼ民の投稿
今日の寝物語に
いつも「またね」というあの子が昨日「じゃあね」と言った意味を知って泣き崩れる
と、その子の頭をそっと撫でてから小さくフッ……、と笑って消える『あの子()』
というのはいかがでしょうか?それでは眠る皆様。良い夢を。
#匿名ぼ民の投稿