さて、ひび割れですが、ざっくりいうと表面の密着不良と白インクの収縮による剥離だと思います。ランプかインクかな……。
保存環境はたぶん関係ないです。
アクリルに密着が悪いのは主に、UVインクの成分が固体に変化する際に起きる体積の変化・減少による縮む力がかかることによるもので、密着の改善のために、硬化収縮の少ないインクを使ったり、ガチガチに固まらず幾分か柔軟性のあるインクを使って力が一箇所に強くかからないようにしています。
インクを沢山盛ってしまうとそれだけ強い収縮がかかるので、白を濃く刷るのはリスクがあります。
素材と接する面の密着が良ければ耐えられるのですが、ここが少し弱い状態だったり、白を刷る際に濃度が濃すぎたり、ランプが当たるタイミングや強さが適切ではないことにより、ひび割れて剥がれるという結果になることがままあります。
恐らく、その時期に製造したアクキーはすべて同様の現象が発生するのではないかと思います。
あれこれお話できるのはたくさん経験を積んできたからで、私もたくさん失敗を重ねてきました。
今回の件、首は突っ込みませんが、当事者の方に適切な対応が行われるといいですね。
業者の方は、良品の作り直しか返金対応が適切と思いますが、それはそれとして現場を見直した方がいいかと思います。