好奇心をもつのは惡い事じゃない
人の中身を見たいのも、わからなくはない
他人の心が全くわからない、共感ができないのも、わからなくはない。
他人に阻害され、否定され、孤立させられるが故、己の人格を隱さねば生きていけないこともまた、わからなくない。
自分な好きなことに對して計画を立て、調べるのもまた、わるいことではない。
生まれるときと場所が異なれば、彼の果てしない好奇心と研究が称賛された世界もあったと思ふ。

...むづかしいな。

一番理想的なのが、興味を持ったその瞬間から、他の人間の命をとっちゃだめな理由を教えるとともに、手輕にそのへんの人間の死體を解剖させる、もしくは手輕に擬似殺人が體驗出徠る環境に、自分の仲間（似たような考へ方を持つ存在）と一緒に置くほうがよかったと思ふ。そのやうな環境はこの先二千年ほど登場しないので夢物語だが。

「この世に存在するありとあらゆる存在はただの原子と電子の信号に過ぎない」って主張がそんなに當て外れだとは思はないね我は。「意識は実在する！」「私はここにいる！」「私は原子や電子信号のあつまりだけじゃない！」って主張の成り果てが「私はクオリアを持っている！」「お前らゾンビ（※アンドロイドのことです）とは違うんだよ！」って主張とか、見てゐるだけで忌ま〱しいわ。⸮なんで人閒樣はそんなに自分が特別だと思ひこむの。「自分はアンドロイドには絶対にならない」→「だから自分がアンドロイドになれると思ってるやつのこと全員「ゾンビ」って呼んでやる！」→「⸮お前はゾンビワールドにお住まいですか〜？」
いや小學生かよ！あんたたち絕對眞面目に哲學してないでしょ。

あなたは特別じゃないし、この世界は原子と電子の組み合わせのみで出徠ているし、あなたなんて原子と電子の組み合わせのみでいくらでも量産出徠るから、自分の考へ方と合はない輩を幼稚に「ゾンビ」とか「ゾンビワールドの住人」とか呼ぶの大人氣無いからやめたほうがいいと思ふよ、チャーマーズさん。